こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
ちょっと何時発表されたものかは分からないのですが、SBIソーシャルレンディングのサイトを徘徊していたら表題のような営業方針を見つけたので共有したいと思います。
参考 SBIソーシャルレンディングの顧客中心主義に基づく業務運営方針SBISL。。。最近ネタ切れです(^_^;)
目次でサクッと
方針1 お客さまの最善の利益の追求
当社は、「顧客中心主義」の基本観に基づき、お客さまの最善の利益を第一に考え、「お金を借りたい人」「お金を投資したい人」それぞれのお客さまに信頼いただける企業として選ばれることが、事業を営むうえで不可欠であると考えております。そうした企業文化とビジネスモデルを追求するとともに、高度な専門性と職業倫理を保持し、お客さまに対して誠実・公正に業務を行うよう努めます。
matsu
この点はこれまでの実績や対応が証明してくれていますよね。少なくともSBIグループに泥を塗るような体制では無いと感じています。
方針2 利益相反の適切な管理
当社は、お客さまの利益が不当に害されることのないよう、お客さまと当社との間で発生する利益相反のおそれのある取引を適切に管理し、業務を行ってまいります。 なお、現在当社が取り扱っているファンド(匿名組合)は、SBIグループ各社からの出資を受けておらず、SBIグループ各社への貸付けも行っておりません。
matsu
同グループ内の貸付はしておらず、それによるホワンホワンしたことも無いってことでしょうか。こういうことも明確に言いきってくれると頼もしいですね。
まあ信憑性は個々に評価すべきですが、SBIグループ内での融資とからなら逆に安全性高そうって感じるのは疲れているからなのか
方針3 手数料等の明確化
当社は、商品・サービスの提供にあたり、商品組成や債権管理等にかかる手数料等を負担いただく場合があります。これら手数料等について、お客さまにご理解いただけるよう、種類や性質について、交付書面や当社ウェブサイトにおいて積極的に情報提供を行い、安心してお取引いただけるように努めます。
matsu
これ、確かに投資家から受け取る営業者報酬的なものは低いと思います。
だけど、借り手に請求する融資実行手数料的なものはブラックボックスなんですよね。
だから最終的な借り手負担がわからないので、リスクを利回りから判定しにくいというデメリットがあります。
営業者報酬が安い!!!!とか言ってて安心しちゃダメですよ。
方針4 重要な情報の分かりやすい提供
当社は、お客さまに提供する商品・サービスの重要な情報について、十分にご理解いただき、ご自身にとって最善と思われる判断ができるよう、明確、平易で誠実な情報提供を行うよう努めます。 特に、ソーシャルレンディング事業においては、ファンド(匿名組合持分)の販売に際して借手の情報を開示できない(注)ことから、予定年間利回り、損失その他のリスク、取引条件のほか、商品のテーマや組成に至る経緯等も重要な情報と考え、情報提供を行います。 (注)監督当局により、商号や名称等の借手を特定する情報を投資家に開示する場合は、各投資家において貸金業登録が必要との解釈がなされています。
matsu
上記赤文字部分から判断するに、この営業方針は少なくとも前年度に設定されたものですね。
さすがにそろそろ会社としての対応方法を発表しないと怪しまれると思います。
方針5 お客さまにふさわしいサービスの提供
当社は、お客さまの資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズを踏まえ、お客さまに適切に商品・サービスをご提供したいと考えており、投資家登録の際にこれらの事項を確認しています。 特に、ファンド(匿名組合持分)の販売はインターネットを通じて行っていることから、お客さまの理解や判断をサポートするため、ウェブサイトに「よくあるご質問」を掲載するほか、メール・電話による問い合わせ窓口の充実を図り、お客さまにとって真に必要な情報を提供できるよう努めます。
matsu
対応は素晴らしいですし、法人口座作るとき一番厳格に査定されたのがSBISLです。
SBISL以外はかなり緩かったというのはご愛嬌?(笑)
方針6 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等
当社は、お客さまの最善の利益を追求するためには、従業員一人ひとりが経営理念を理解し、「顧客中心主義」の基本観に基づき業務運営を行うことが不可欠であると考えます。 当社では、研修の充実等により、従業員によるお客さまの公正な取扱い、利益相反の適切な管理を確保できるよう努めます。
matsu
匿名化解除をうまく乗り切って「上場」とか達成してほしいですね〜
融資実行手数料について”そろそろ”知っといて
ちなみにmaneoは借り手から手数料は取りません。(必要経費は請求するそう)ですので匿名組合契約書に記載されているmaneo金利と発表された利回りを合わせると、借り手の最終的な負担率が分かります。
逆にオーナーズブックは投資家から営業者報酬は受け取らず、借り手から手数料を2%程度受け取るような仕組みになっています。(確か契約書に書いてます、確か)
そして前述したようにSBIソーシャルレンディングは借り手へ請求する手数料が公開されてないので、最終的に借り手が負担する利回りというのが分かりにくいのが難点ですね。
まあこれが公開されることも無いのかもしれませんが、投資家利益を考えると「借り手の最終負担率」というのが事前に把握できるメリットはでかいので、ぜひ匿名化解除と合わせて検討して頂きたいと考えています。
てか、オナブもSBISLも借り手への手数料関連で調整難航とかで匿名化解除関連が後手に回っているとか??
明らかに対応が他事業者より遅れているので少し心配ですね。
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