こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
先日下記ページで職場〇〇NISA類について調べたついでにジュニアNISAについても情報を得ていたので今回まとめておきたいと思います。
職場つみたてNISAと職場積立NISAのメリットとデメリット情報ソースは金融庁の「ジュニアNISA」ページです。
参考 ジュニアNISA金融庁目次でサクッと
まず言いたい、ジュニアNISAの活用方法について
参考 ジュニアNISAの使い方金融庁ジュニアNISAの使い方は「学費」と「投資教育」
上記参考ページでは「学費」と「投資教育」に活用するような旨が記載されており、管理者は保護者で保有者である子供のために使うなら制限はないとのことです。
基本的に子供名義なんですが、一家の資産運用の一助みたいな位置付けで捉えても良いらしく、銀行の説明ページなんかでも親の資産運用の一環として説明しているところもあります。
参考 ジュニアNISA口座のメリットを一番受けられる賢い使い方とは ?大和ネクスト銀行思いっきり親自身のNISAと子供のジュニアNISAを分散投資に活用しようと提案されていることに最初違和感を覚えましたが、最終的に子供の成長に寄与される資金として使われるなら問題ないという価値観なんでしょう。
総じて「学費」という使い方への提案は納得できました。
しかし、次の「投資教育」という観念には大賛成なのですが現状では納得できないのが正直な感想です。
だって「期間限定の教育」なんて未来の子供達に不公平では?
「ジュニアNISAの使い方」において判断能力のある年齢に達した子供自身に運用させて「投資教育」を行うという考え方には大賛成なんですが、それが期間限定であるというのに納得できないのです。
それ言うと普通のNISAだって期間限定なんだから仕方ないじゃん、と考える方もいるかも知れません。
それは私も仕方ないって思ってます。それも含めて投資は時の運が強く働きやすいですし。
でも「投資教育は運で済ませてはならない」と思うのです。
だって明らかにNISA口座がある時代の子どもたちの方が投資に触れやすい環境ではないでしょうか。きっかけにも成りやすいですし非課税という恩恵は想像以上に大きなものです。
NISAが終了する2024年以降の子どもたちの方が、投資教育に対して圧倒的にアドバンテージが少ないと不安になります。
ですので、普通のNISA口座は予定通り期限付きで構いません(つみたてNISAもありますし)
しかし、教育に関わることを主張するなら、それは制度として定着させるべきです。
教育に対し不公平はなるべく排除して欲しいとお願いします
matsu
十数年後に自分の子供にジュニアNISAやらせたいです
ジュニアNISAのポイント
最初に自分の主張を語れてスッキリしました(笑)
ここからはジュニアNISAのポイントをまとめていきますので制度を把握した上で活用方法も検討してみて下さい。
非課税枠が年間80万円の子供名義のNISA口座です
一般成人が活用できるNISA口座を、子供名義で作ることができ、年間80万円まで投資可能。
対象金融商品は、株・投資信託など普通のNISAと変わりません。
期間も一緒で5年間の非課税機関が設けられており、その間は譲渡益も配当金にも税金はかかりません。
資金は110万円の譲渡非課税枠で毎年供給
個人間の譲渡非課税枠が110万円、NISAは毎年80万円まで投資可能なので、投資原資にも税金はかからないので安心です。
超重要ポイント
制度が終わっても20歳まで非課税で保有可能
20歳になる前にジュニアNISA制度が終了しても、20歳までは非課税で口座を保有することができるようです。
非課税期間が終了した金融商品は継続管理勘定というものに移管され、
なんと金融商品のまま20歳になるまで非課税で保有することが可能!
これはありがたい。
でもその間、値動きがあり、保有し続けると価値が減るなど不利益を被る場合は売却してもよい(その場合は払い出し制限付き課税口座へ売却代金が移動する模様です)
0歳時が始めれば、総額400万円という上限付きの、実質つみたてNISAって感じになるんでしょうかね。配当金もしっかり出る設定にしておけば激アツなのではないでしょうか。
新規買い付けが出来ないNISA口座って感じの方がイメージしやすいかもしれません。
しかし18歳まで非課税で出金できない
これ。
この制限を知らないで投資すると痛い目に合いそうです。
その理由は・・・
18歳未満で払出す場合、過去の利益にさかのぼって課税される
おそろしい!
下手すりゃ十数年分の税金が一気にドバっと来るってことですよ。
知らないでいるといざ資金が必要な時に困るので注意が必要ですね。
つまり高校進学をジュニアNISA当てにしたら手痛い目に合うってことですか、、、うーん?
災害等の場合は免除されるようですが、高校進学ぐらいには対応してほしかったな。
matsu
…もしかして将来は完全に高校無償化なんでしょうか?
まとめ
親の資産の一部として(学費に使うとしても)運用するのも確かに魅力的です。
実質400万円をつみたてNISAに追加できる感覚もありますから。
しかし、自分としては「投資教育」の方を優先させて、
ジュニアNISA制度を持続的なものにし、未来の子供たちの「金融リテラシーの向上」に力を注いで欲しいと願っています。
クラウドバンクの未成年口座で子供の教育資金を運用する親心計画です
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