こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
投資はやはり出会いが無いと知ることができないと最近痛感しています。思えばソーシャルレンディングについても出会いが無ければ、今も知らないまま過ごしていたことでしょう。
今回、ソーシャルレンディングを主軸においた私の投資方針へ、新しくマッチするインカムゲイン狙いの投資方法を知ることができたのでご紹介したいと思います。
ちらほら名前は聞いていましたが、その内容までは把握していませんでした。
株価指数CFD、愛称:くりっく株365と呼ばれているものです。
目次でサクッと
株価指数CFD「くりっく株365」のメリット
安定したインデックス投資である
やはり株系投資では最も安定しているのが、インデックス指標へ投資するインデックス投資だと思っています。株価指数CFDはそのインデックス投資が基本となっているため、安定的なインカムゲインを狙うには効果的だと感じました。
さらに言えば安定感のあるインデックス投資に自分のリスク許容度に合わせてレバレッジを掛けられる。これがやはり魅力的ですね。
しかも私の場合はWealthNaviで米国市場に投資中のため、例えばFTSE100は英国市場なので、似たようなインデックス投資でも分散させることができる見込みです。
海外インデックス投資でも為替リスクがゼロ
海外投資につきものなのが「為替リスク」です。これは避けて通れないものなのですが、くりっく株365ではなんと、為替リスクがゼロ!なんです。いわゆる為替ヘッジというやつですが、例えばNYダウを円換算すると、
(ダウ金額 ✕ 為替ドル円相場)
$26,000 ✕ ¥112 = 291.2万円
という計算になると思います。2018/9末
しかしクリック株365の計算ですと、
(ダウ金額 ✕ 100円固定)
$26,000 ✕ ¥100 = 260万円
といった感じに日本円に換算する時は常に100円固定という仕様です。仮にキャピタルを狙うなら為替要素を排除して純粋にその市場の増減で判断できるようになります。
インカムゲインを狙う上でも余計な為替リスクを背負わなくて良いので優位性がありますね。
matsu
海外投資を円建てで運用できるのが魅力的です!
海外株式の高配当をインカムできる!
くりっく株365では日本、米国、独国、英国のインデックスに投資することができます。
この内独国は分配金が基準額に含まれているので投資対象から外れますが、
米国や英国は日本株よりも多くの配当金を出すことで有名です。
そういった市場に投資して高配当の恩恵に預かれるのも最大の魅力の一つですね。
税引前に再投資できるので複利効果バツグン!
これが最も強力なレバレッジかもしれません。
通常再投資型の投資信託なんかだと、分配金から税金引いた金額を再投資に回しますが、くりっく株365ではポジションを決済しない限り分配金も含み益として扱われるので、投資信託よりも効率的に再投資をすることが可能となっています。
税金20%!投資者保護法ももちろんついてます
ソーシャルレンディングやってる身からすると、FXのように同じ雑所得でありながら税制面で優遇されているのが羨ましいですよね(;´Д`)
20%の税金には所得税+住民税も含まれているので、ソシャレンみたいにアトカラジュウミンゼイがありませぬ。
また投資者保護法の対象商品ですので、仮に運営会社が破綻しても1,000万円まで証拠金は保護されます。
株価指数CFD「くりっく株365」のデメリット
証拠金取引なのでロスカットがある
これはレバレッジ取引なので仕方のないことです。
重要なのは自分が耐えられるリスク許容度に合わせて、証拠金を設定していくことです。
分配金を狙うと金利を支払う必要が出てくる
くりっく株365では「買い建玉」をたてると分配金をもらうことが出来ますが、外国金利に合わせた金利を支出する必要がでてきます。
逆に「売り建玉」をたてると金利分をもらうことが出来ますが、分配金分を支出する必要があるようです。
インカムゲイン狙いで投資するので「買い建玉」をたてることになりますが、現在の所、金利支払いよりも分配金収入の方が圧倒的に多いので問題はなさそうです。(一部のインデックス)
しかし今後、外国金利が上昇すると、それに合わせて金利支払いも多くなってしまうので、その時には自分なりの調整が必要になるでしょう。
分配金は毎月定額ではない
というのも分配金の原資はインデックス銘柄の配当金です。したがって各企業が分配した月に、それに応じた分配金を得ることが出来ます。
日本のイメージだと3月と9月に配当が集中しているので想像しにくいですが、海外ではもっと頻繁に配当を行っているので、バラツキはありますが毎月分配金を受け取ることが出来るでしょう。
英国のインデックス「FTSE100」へ投資したいと思います
理由は穏やかで高配当だから
FTSE100、フッツィーワンハンドレッドと呼ぶみたいです(;´Д`)ヨミニクイ
日経やNYダウと比べて変化率が穏やかなので、キャピタル目的にはそぐわないですが、長期インカムを狙うのでしたら最適であり、しかも4%弱の配当も狙えるのでくりっく株365をやるならこれ一択と言われているようですよ。
アバウトな数字で恐縮ですが、FTSE100を1枚立てると年間2万円強の分配金をゲットできまです。(金利分差し引いても)
証拠金やレバレッジの考え方
必要な証拠金
くりっく株365では一つのポジションを1枚と表現します。そしてその1枚を持つのに最低限必要な証拠金が上記表の金額になります。
9月末のFTSE100の値は7,500程度。日本円に換算する時は100円を掛けるので、1枚持つと75万円の投資をしていることになるのです。
つまり2万6千円で75万円分の投資ができるというイメージですね。(レバレッジ約28倍)
ただしこの状態はレバレッジMAXですので少し変動が起こると強制ロスカットになることに注意しなくてはなりません。
レバレッジを調整する
最低証拠金を割り込まないように、余裕を持って証拠金を用意する必要があります。これによってレバレッジの実行率を調整します。
下記にFTSE100値7,500、1枚あたり年間分配金収支を2万円と設定して、証拠金量によるレバレッジ率をまとめてみました。
証拠金額 | レバレッジ率 | 利回り |
---|---|---|
75万円 | 1倍 | 2.67% |
50万円 | 1.5倍 | 4% |
40万円 | 1.86倍 | 5% |
30万円 | 2.5倍 | 6.67% |
20万円 | 3.75倍 | 10% |
15万円 | 5倍 | 13.3% |
10万円 | 7.5倍 | 20% |
5万円 | 15倍 | 40% |
チャートを見るとリーマンショック級の下落が起きても20万〜25万円程度で吸収可能であり、2016年のブレグジット騒動でも10万円〜15万円でロスカットには至らなかったようです。
従って1枚あたり20万円以上の証拠金を用意すると過去データから安全性が高いと判断できます。
2019年3月末にブレグジットの交渉期限が切れるので、それをリスク設定つつ、少しアグレッシブにレバレッジを効かせて15万円〜20万円を目安に始めてみようと考えています。
前回も下落はしましたがその後は順調に成長しているので、やはりインデックス投資の強みを感じますね。それをレバレッジで調整できて分配金も当てにできるのですから、ソーシャルレンディングと合わせたインカム収入源として育てていきたいと思います。
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