こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
かなり昔の話になりますが、ブログ村内で「アフィカス」というキーワードで応酬されてた時期がありました。
ただあのやり取りは視点が読者サイドというのかな?
コンテンツを提供する側の見解に基づいた批判をお互いにしてないなーと感じていました。
私はこの業界は長く、厳密に言えばアフィリエイターではなくアドセンサーだったのですが(さーせん、一般の方には伝わらないですね)、
アフィリエイター間の認識では、
「コンテンツを無断でパクって本来自分が上げるはずべき収益を横取りするもの」
これを「アフィカス」と認定してその不正を訴えることが主筋なんですよね。
それは当然ですよね。
他人のふんどしを借りるならまだしも、他人のふんどし奪って更には売上もかすめ取るんですから、立派な営業妨害に該当します。
で、この不正をどこに訴えるのかと言いますと、警察や裁判所なんて遠回しのところなんかではなく、
広告の配信元、つまりアフィリエイトASPへ訴えるのです。
で、まぁその末路は大体が広告配信停止処置につながっていきます。
いや、最初はたぶん警告とかですよ?
でも一度味を締めてしまったものはやめることができず、愚かにも繰り返して繰り返して結局は身を滅ぼしていくんですよね。
それが20年近く続いたアフィ業界の伝統でもあります。
特にセンシティブな金融業界がスポンサーのジャンルはより厳しいということはバカでも分かりそうなもんですが。
しかも、こんなにニッチで狭いソシャレン業界でパクりまくる神経がもう理解不能だよね。
一度でも自分で苦労して何かを作り上げたり、一度でも何か守る立場で責任を負うような経験をした人間にはそうそうできる行為ではないと思いますがそれには該当しないということにつきるのでしょうか。
つまりね、パクられた人達の堪忍袋の緒が切れて広告元に訴えられたらお終いよ、という話です。
ASP担当者さんがどう対処するのか見ものです。
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私個人の意見ですが、パクリというのは著作権違反であると思いますし、コンテンツの窃盗、つまり本を盗む万引するような行為だと認識しています。
それでも自分の役に立つからOKという読者やそれを勧める方はもう一度よく考えてみてください。
万引した本の内容を講釈垂れてご高説頂いちゃったりして、本当にご自身の得になると思いますか?
盗んだ食材で作られた料理をごちそうしてもらって嬉しいですか?
事実を知ったら惨めになりませんか???
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あとは、個人的に許せないのは無責任に訴訟を勧めていることでしょうか。
自分はまったく傷つかない(投資してないから)立場で(怒)
驚いたのは詐欺や横領といったかなり複雑で立証が難しいジャンルに於いて「少額裁判」を勧めていたこと。
こんなん短期で決着付くわけないのだから、結局通常裁判に回されちゃって、そのブログにそそのかされて気軽に訴えた被害者がさらなる裁判費用と労力という負担を強いられるのではと、正直怒りを覚えています。
犯罪や裁判は前例に強く倣うものです。
でもソシャレン業界で最初の不祥事、みんクレ裁判については何も確定していません。
勧告でも社長が私的流用していると書かれているにも関わらず横領としても立件されてませんし、民事でも何か進展があったとは耳に入ってきません。
はっきり言ってこんな状態で新たに裁判に参加しても、実りがあるわけないじゃないですか。
結果を見れば弁護士費用がかさんだだけってことになる可能性高いと思いますよ。弁護士も商売ですよ。
だから現段階では新たにお金投入することはせずに、それでも精神的に救われたいと思うなら公的機関(警察やら監督官庁)へ訴えるのみに留めるのが妥当な処置でしょう。
裁判の進展や展望については100%私見ですので絶対正しいとは思っていませんが、負けた後に取り返そうとお金使うと、そのお金も失うことが多いと思います。
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しかし、最近ようやっと一気に吹き出してきましたね。
まあ自業自得だと思いますが、これも匿名化解除に続くソシャレン業界の自浄作用でしょうか(笑)
パクったらPV伸びてちょっと褒められてお金も入ってきて、、、
、、、勘違いって、、、怖いね。
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