こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
なんか今月はSBIソーシャルレンディングの募集も多くて(利回りもアップしてて)攻めてるなーって印象なんですが、明日18日10時から今度はディベロッパーズファンドが募集されるようです。
バイヤーズやディベロッパーズは担保設定がLTV100%になることが特徴の一つなのですが、今回のファンドは場合によっては100%を超えてしまうかも。
それではファンド概要から確認していきましょう。
ファンド概要
案件名 | SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド8号 |
募集者 | SBIソーシャルレンディング |
募集金額 | 5億円 |
運用予定 | 約24ヶ月 (2018年10月下旬~2020年10月末日) |
年率 | 7.0 % |
担保など | 担保評価総額:5億円 |
- 募集開始2018年 10月18日 午前10:00~
- 募集終了2018年10月29日 昼12:00
- 入金期限申込日の翌日から3営業日以内
- 運用開始2018年10月下旬
- 運用終了2020年10月末日
土地の購入や建築プロジェクトの一部資金を融資するファンドになります。
ファンド考察
プレーヤーについて
プレーヤーは投資家、SBISL、借手企業(2社はグループ企業)の3者がメインプレーヤーです。借手企業の情報は匿名化のため分かりませんが、SBIソーシャルレンディングについては下記ページにまとめていますので参考にして下さい。
SBIソーシャルレンディングに300万円投資中なので評判・実績・口コミなど実体験も加えてまとめました担保について
担保評価額:5億円
①「借手1の出資持分」の全部に質権を設定
②借手1が取得する予定の事業用地に抵当権を設定
③担保②の土地上に建築する予定の建物に抵当権を設定(建築完了後に設定予定)
貸付金額が5億円、担保評価額も5億円ですのでLTVは100%となっており、万一の場合に元本棄損のリスクが高いと判断されます。
さらに③の項目をご覧頂きたいのですが、「建築予定の建物に建築完了後担保設定」とあります。ということは建築完了前にファンドに問題が発生した場合は、建物を担保にできませんので、さらに元本棄損のリスクが高まると予想できますね。
今回のファンドではこの点を注意して投資判断されると良いのではないでしょうか?
返済原資について
貸付金の返済は、最終的には建物の売却代金を狙っているのでしょうが、それが運用期間中に叶わない場合は金融機関での借換えで返済予定という感じでしょうか。
建物が完成し現物として提示できるようになったら、建築前より融資も下りやすくなるのでしょうね。
総合評価
自分的にはやはり担保がLTV100%以上の可能性があるのが気にかかります。連帯保証も数件ついているのですが、保証人の資産状況が分からない限りは当てにしにくいものがあります。
私は不動産担保ローンPlusに集中して投資しているので今回は見送ります。
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