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クラウドバンクの「BPO系上場企業株で売却益狙い」ファンドについて分析してみる

クラウドバンクの「BPO系上場企業株で売却益狙い」ファンド

こんにちは、matsu@matsu_sl)です。

クラウドバンクについて分割募集中でおもしろそうなファンドがあったのでご紹介します。

今回のファンドは借手企業がBPO事業を営む上場企業の株を取得するための資金を募るというものです。

MEMO

BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とは自社の業務プロセスを外部企業に委託することを指します。 自社業務の一部または全部を外部に任せることで、委託側は自社のコア業務に専念することができます。参考:株式会社アグレックス

ファンド概要

案件名 中小企業支援型ローンファンド第399号
募集者 クラウドバンク
募集金額 18,000,000円(総額?円)
運用予定 2018-10-20 〜 2019-05-09
年率 6.8%
担保など 担保と連帯保証

ファンド考察

プレーヤーについて

投資家、クラウドバンク、貸付先S社の3者になります。貸付先は匿名化のため非公開、クラウドバンクについては下記ページを参照して下さい。

クラウドバンクの評判 クラウドバンクに100万円投資中!評判・怪しい安全などの口コミ・実績を実体験含めて紹介します

このファンドはどういったものなのか

借手であるS社はスデに金融機関から資金融資を受けて、2018年10月15日時点で時価総額6億円相当のさるBPO事業を営む上場企業株を取得しています。

そして、今回クラウドバンクで募集した資金を使って、先に融資を受けた金融機関へ返済を行うとのことです。

返済原資と担保は?

返済原資は、取得済みの6億円分の株を売却した売却益から支払う予定となっています。

担保はS社の全株式です。

なんで上場企業の株が担保じゃないの?と思う方もいるかも知れませんが、その株を売って返済するので担保には設定できないのでしょう。その代わり上場企業株を保有するS社の全株式が担保担っているので、同様の価値はあると思われます。

BPO株の値動きが全て

一つ疑問なのはS社は「なぜ今、6億円で売却して金融機関へ返済しないのか?」ですよね。

つまり初取得時の購入金額より株価が下落しているので売却できないのか、それとも半年以内にさらに値上がりする見込みがあると読んでいるのか、このどちらかになるんじゃないかと思いますが後者だったらやり手ですよ、頼もしい(*´ω`*)

願わくば後者!って感じですが感触的には前者の可能性も高そう。

というのも目ぼしいBPO上場企業の株価をチェックしてみたんですが、7社中5社ぐらい株価は軟調で下落傾向にある感じなんですよね。

おおよそのLTVは「募集総額」が分かれば判明しそう

2018年10月15日時点で時価総額6億円相当という情報がありますから、S社に貸し付ける募集総額さえ判明すれば、おおよそのLTVの目安は付けられそうです。

6億円に対して余りに募集額が少なかったら他金融機関からも借り入れてると推測できますし、ちょうどよい金額でしたらLTVの精度があがったと判断することもできます。

といっても10月時点でのLTVなので今後の値動きで確実に変化しますけども。

10月17日時点での募集総額は7,300万円です。

総合評価

金利
(5.0)
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(2.5)
スキーム仕組み、構成、計画の意。ソーシャルレンディングでは融資の仕組みを... More
(4.0)
事業者
(3.0)
総合評価
(3.0)

今回のファンドは返済原資が上場企業株なので流動性はMAXです!しかしながら半年後の株価なんて誰にも分かりませんし、平気で20%以上下落していることだってあるわけです。

仮に10月時点のLTVが80%あってもこれでは耐えきれませんね。

借入期間中に値上がった瞬間に売却することも可能なんでしょうが、あれですよね、株投資も同時にやっている人は全体的に下がった時万が一もあるので避けておいたほうが良さそうな気がしますよ。

返済原資が売却益だけでなく、借換えも考慮していると明記あればもうちょっと投資しやすかったかなって思います。

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