本来、投資では元本保証はされることが無くソーシャルレンディングにおいてもそれは同じです。しかし、それでも「元本保証」という魅力は諦めきれないもの。
実は、ソーシャルレンディング業界には「元本保証」を約束している2つのファンドがあるんです。
ご存知でしたか??
元本が保証されているのなら、銀行預金から抜け出せない方でも投資への第一歩を踏み出しやすいはず。ソーシャルレンディング初心者だけでなく、投資自体が初めてといった方にも最初に検討して頂きたいと考えています。
目次でサクッと
LCレンディングのLCホールディングス元本保証付きファンド
参考 LCGF372号 15か月運用型LCレンディングLCホールディングスとLCレンディング
まずご紹介する「元本保証」案件が、こちらの「LCレンディングギャランティーファンド」です。LCレンディングというmaneoファミリーに属する事業者が募集しています。
こちらのファンドの何がすごいかというと、LCレンディングの親会社であるJASDAQ上場企業のLCレンディングホールディングスが、直近の元本と利息について保証する、という内容なんです。
JASDAQと言えど上場企業のコンプライアンスは非上場企業とは比べ物にならないほど信頼を置けるものです。その上場企業が子会社の案件を保証するのですから、ソーシャルレンディング業界において最も安全なファンドとして有名なものになっています。
気になる金利についてですが、ソシャレンにおいてはちょっと控え目な6%程度。
でも、よく考えてみてください。
元本保証されているということは銀行預金と同じ安全度を誇っていると言えるでしょう。
でもでも、金利は定期預金の500倍以上!
かなり魅力的に映らないでしょうか?
まだソーシャルレンディングの仕組みが分からなくて不安な初心者の方は、この案件から触れることで肌感覚で学べることも多いと思います。
オススメです。
元本保証元のLCホールディングスの業績に注意
懸念材料としてLCホールディングスの業績が悪化して保証する体力がなくなる場合が考えられます。いくら元本保証といってもそれは一企業の約束であって法律で保証されているものではありません。基本的には自己責任になるので、財務情報を一度確認してから投資を検討するのが良いでしょう。
現在運用中のLCホールディング保証付ファンドの総額は約30億円(元本)。対してLCホールディングスの2017年3月期の預金は27億円で、2018年予想で40億円弱になる予定です。ちなみに資本金は50億円あるので2018年予想が正確なら余剰金のみ、だめでも資本金込みで元本&利息に対応可能といったところでしょうか。全額デフォルトになるとは思えないので自分個人の感想としては現在も安心できると思います。(投資してますし)
スマートレンドの保証会社付きファンド
参考 【保証会社付き】あんしんファンド 第39号スマートレンド無名の保証会社が元本保証を行うファンド
JASDAQ上場企業のLCホールディングが保証する前述の案件には劣りますが、こちらは保証専門会社がもし返済が滞った場合にそれまでの利息と元本を保証する、という内容になっています。
保証内容自体は同じレベルです。
案件的には「家賃保証」を行うスマートレンド関連企業への出資になりますので、安全性は比較的高いジャンルであると言えます。
ただ、募集機会が少ないのでなかなか融資できないのと、金利が少し低いのが玉にキズですね。
よくある代表者の連帯保証は信頼度0です
案件ごとに担保や保証が設定されており、時々「借手企業の代表者連帯保証付き」なんてものもありますが、これは前述2つの保証に比べると紙切れ同然で信頼するに値しません。
まず代表者の財力が不明ですし、万が一の場合代表者が破産して逃げることも考えられるからです。
ソーシャルレンディングでの「保証ソーシャルレンディングでは「あって無いもの、防御力は皮の盾以下」... More」についてはLCホールディング保証かスマートレンドが認めた保証会社以外のものについては無視して構わないと思います。
まとめ
LCレンディングもスマートレンドも同じmaneoファミリーで、時々、親元であるmaneoでも保証付きファンドが募集されたり、maneoに登録するとファミリー企業へワンクリックでアカウントを連携することができますので、LCレンディングとスマートレンドへの登録作業の手間がかなり省けます。
これからソーシャルレンディング始めよう!という方は、まずはmaneoにアカウントを開設することをオススメ致します。
コメントを残す