こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
今回は久しぶりにクラウドバンクで募集開始されたバイオマスファンドについて書きたいと思います。
これまで40件近く募集され、主に2系統の継続案件という感じであり、共に東証一部上場企業の関連・出資関係の事業者への出資スキームとあって安心材料があることも魅力的です。
それではちょっとファンド内容を確認してみましょう。
AR社、FIT24円、茨城県のバイオマスファンド
これが1系統目のバイオマスファンドになりますね。
事業者 | 東証一部上場企業が出資するAR社 |
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FIT | 24円/kWh |
場所 | 茨城県 |
バイオマスファンド51号〜63号という形で募集されており、先日無事運用終了されました。
FIT価格からすると一般木材で2万KW以下の発電所になります。
こちらは現在募集かかっていませんが、もしプロジェクトが継続しているのなら11月7日までに募集がかかるかもしれません。
AQ社、FIT価格40円、宮崎県のバイオマスファンド
こちらが2系統目のバイオマスファンドになります。クラウドバンクでの初バイオです。
事業者 | 東証一部上場企業の関連会社AQ社 |
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FIT | 40円/kWh |
場所 | 宮崎県 |
最初にバイオマスファンド40号〜50号(2018/3~2018/10)という形で募集されており、その後64号〜74号(2018/6~2018/10)という感じに追加募集されています。
これらの償還予定日が2018/11/7なので、その前に現在新規で75号〜募集を掛けています。場所もFIT価格も発電規模も同一なので、同一プロジェクトと見て間違いないと思います。
バイオマスってFIT40円の木質専焼の発電所を建設しようとなると、計画段階から4年はかかると言われています。さすがに一気に4年単位で募集しても投資をためらう投資家が多いと予想されるので、これまでのように切り分けて募集をしているのでしょうね。
投資といえども購買行為ですから、お客さんに買ってもらえる形に整えるのが企業努力だと思います。その点、クラウドバンクだけではありませんが、運用期間を調節して商品設計を行ってくれているので投資家からしてみるとありがたいですね。
まとめ
バイオマスのような長期開発期間を要する案件こそ、短期募集ファンドとしてクルクルと2〜3ヶ月単位で回せる感じに組成してくれると、これから参入予定の初心者の方にも試してもらいやすいと思います。
事業者側からすれば手間が増えるし申込み金額がブレる可能性もあってうまくないかもしれませんが、AQ社のように東証一部上場企業関連という硬度の高さもあるので、検討していただけたら嬉しいですね。
というか、自分も短期案件をクルクル回していきたい(*´ω`*)
投資可能な短期案件数が増えればタイムラグも気にならないぐらい詰め込んでいくことが出来るので、ソシャレンにおいては需要高いと思います。
利率は低かったけどTATERU Funding(主に運用期間3ヶ月)はそういった意味でも貴重でしたね〜(^_^;)
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