こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
個人的には年末ぐらいかなーって思ってたんですが、SAMURAIから早くも楽天LIFULL STAY関連ファンドが募集開始されました!
募集金額は少ないですが、親会社&SAMURAI共に肝いりの案件だと思います。ではどんな内容かファンド説明を見ていきましょう。
目次でサクッと
ファンド概要
案件名 | 大阪デザイナーズ民泊ファンド1号 |
募集者 | SAMURAI |
募集金額 | 5,010,000 円(総額36,292,000円) |
運用予定 | 21ヶ月 ( 2018年11月30日~ 2020年8月30日 ) |
年率 | 7.0% |
担保など | 不動産担保あり |
- 募集開始2018年11月1日
- 募集終了2018年11月21日
- 入金期限お申込から3営業日以内
- 運用開始2018年11月30日
- 運用終了2020年8月30日
今回のファンドはS社を運営する事業者が民泊施設を整備するための資金を融資するものです。
ファンド考察
プレーヤーについて
投資家、SAMURAI、借入人S社の運営事業者、S社の業務委託先の楽天LIFULL STAYの4者が目ぼしいプレーヤーになります。SAMURAIについては下記ページを参照してください。
ソーシャルレンディングSAMURAIの評判・実績・安全性など企業情報を分析します楽天LIFULL STAYのお客さんに資金を融資する、というスキームです
スキーム図を拝見すると分かるように、S社運営会社さんは民泊施設を整え売却を行う目的を持っており、そのために楽天LIFULL STAYのサービスを活用する予定です。
参考 サービス内容はこちら楽天LIFULL STAYそのサービスを受けるためには資金が必要であり、楽天LIFULL STAY社が業務提携しているSAMURAI&J PARTNERS社のクラファンサービスであるSAMURAIをS社に資金提供先として紹介したような流れですね。
物件は12ヶ月で完成、期限までに売却
一応現時点の計画では一年後には民泊施設を完成させ、その後1年の猶予期間を設けて運営を行いながら売却を予定しているとのことです。
なるほど、運営を行い民泊施設としての実績を付けて売却を目指すなら、楽天LIFULLのサービスをアウトソーシングとして活用するのは理にかなっていますね。
この案件も事業者と共同出資のような形です
実は営業者であるSAMURAI ASSET FINANCE社(以下SAF社)が既にS社に対して約3,600万円の貸付を行っており、今回の案件も結果的に事業者と共同出資のような形になっています。
SAF社が自己資本から貸付を行っている、つまり当事者として本プロジェクトに参加しているので、単にSL事業者が仲介者として携わる案件よりは安心できるものだと考えられます。
担保は本プロジェクトの民泊施設
評価額は載っていませんでしたが、民泊施設って利益率が非常に高いそうですので、そうなると原価は安いとみてもいいのかもしれません。
だから完成前に売却という形になったら担保に大きな期待はできず、逆に認可が降りて完成したあとなら担保評価額も跳ね上がるんじゃないかと思います。
総合評価
今回のファンドはSAMURAI(SAF社)が当事者として参加しているのでスキームとしては頼もしいものがあります。しかし担保評価額が条件によって大きく変わる可能性、現時点でのLTVの見通しが建てられないのが心もとない感じです。
しかしながら、楽天LIFUU STAY社との初コラボファンドであり、必然的に気合も入っていると思うので硬い案件を選別しているという期待を持つことは出来ますね。
私は現在1本投資中なのでそれが償還されてから、SAMURAIで別のファンドに投資する予定です。興味がある方はSAMURAIで口座開設してご検討ください。
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