こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
SAMURAIにて10月初旬より、超短期&高利回りのファンドが募集されていますのでご紹介します。
実績が少ない会社&高利回りということで敬遠する方も多いかもしれませんが、ファンド内容を確認すると本来仲介者である営業者が投資家と同じ方向を向いていたりと安心材料も十分見受けられますね。
私も現在口座開設中で済み次第、投資予定であります。
※10/23 8号ファンドへ30万円投資しました!
たぶん11月中旬ぐらいまで運用期間を短縮しながら募集していると思います。
ファンド概要
案件名 | 目標利回り年率10%ファンド |
募集者 | SAMURAI |
募集金額 | 1案件2千万円、総額2億円 |
運用予定 | 約2ヶ月(~ 2019年1月9日) |
年率 | 10.0% |
担保など | 時価総額5億5,500万円の上場株(10/17) |
最終借手はB社。ファンド全体の目的はB社の事業運転資金を融資することです。スキームにちょっと特徴があるので詳しくは後述の説明を御覧ください。
ファンド考察
プレーヤーについて
投資家、SAMURAI(募集者)、SAMURAI ASSET FINANCE(営業者、以下SAF)、事業者B社(借手)の4者です。今回はSAFが表立って重要になります。SAMURAIについては下記ページを参照して下さい。
ソーシャルレンディングSAMURAIの評判・実績・安全性など企業情報を分析します今回は営業者と利害関係が一致した出資スタイル
今回は投資家がSAMURAIとSAFを通して事業者B者へ融資するのではなく、投資家がSAMURAIを通してSAFに投資する形のちょっと変わったスタイルの案件です。
- 最初にSAFがB社へ2億円貸付
- その2億円をSAMURAIでSAFへの充当額として募集
- 期限が来たらSAFがB社より返済を受ける
- その返済が投資家への返済原資となる
- 投資家は元本と配当もらって運用終了
SAFがB社へ貸付、投資家がSAFへ貸付、といった感じに契約が別個になっているとイメージすると分かりやすいかもしれません。
通常ファンドならSAMURAIはもちろんSAFも仲介として存在するだけで、仮にB社に問題が発生したとしても直接被害を被るのは我々投資家だけでした。
しかし、今回のスキームでしたらB社へ問題が発生した場合まずSAFが被害を被ることになりますので、営業者が投資家と同じ方向を向いて利害が一致しているケースと判断することができます。
つまり通常形態のファンドより安全と言えるでしょう。
気になる担保の上場企業株
さて万一の場合担保となる上場企業株についてですが、流動性は最高クラスなので問題ありませんよね。
2018年10月17日時点での時価総額5億5,500万円で総額2億円の貸付ですから、
という破格のスペックに!
返済時期も2019年の年始相場なので値上がりを比較的期待しやすい環境にあるとは思いますが、致命的な問題が起こればたった数ヶ月でも株価70%ダウンなんてことも起こりえます。
そこは個別株のリスクなので銘柄が判明しなければ特定できないですね。このファンドの唯一の懸念材料と言えます。
しかし、相場下落に対しては心配なさそうです。
記憶に新しい10月10日にNYダウの下落によって、11日の日経は4%以上下落しました。
今回の担保株は
10月4日 5億8000万円
↓
10月11日 5億4000万円
といった推移を見せており、4日〜11日の下落率は7%弱と日経平均を上回るものになっていて少し残念といえば残念なのですが、LTV36%で64%の下落に耐えられる算段ですので、かなり余裕があることが分かります。
7%の下落なんて屁の河童!と強気に見ていけるかな。
従って、担保に関しては元本棄損の可能性は低いと判断しています。
総合評価
まだまだ実績の少ない事業者ですが、事業者スペックは優秀であり、最近のソシャレンで少なくなった3ヶ月以内の超短期ファンドも組成してくれるとあって、個人的には活用していきたい候補に入ってきた事業者であります。
今後の活躍に着目です。(特に親会社)
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※当ブログの内容は個人の評価・感想に基づくものであり、商品の詳しい内容は SAMURAIホームページの商品概要・重要事項をご覧下さい。
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