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国内インフラファンド4種の魅力を比較検証してみる

インフラファンド比較

こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。

インフラファンドと再生可能エネルギー インフラファンドと再生可能エネルギー案件を比較する

先日インフラファンドとソシャレン太陽光案件を比較したんですが、まさに惨敗って感じだったのでこれから本格的にインフラファンドへの投資を予定しています。

ソシャレンと他投資方法を上手に組み合わせて、絶対目標である「資産の成長」に寄与させていければ最高ですね。

現状、国内インフラファンドは4ファンドしかないので、自分のようなヒヨッコでも比較検証がしやすい環境で、とりあえずファンド時価総額で見るとタカラとカナディアンが2トップって感じです。

でもカナディアンって新しすぎて財務情報とか出てないのになんで人気なんでしょう?

新しいからですかね(^_^;)

インフラファンド比較用の情報

タカラレーベン・インフラ いちごグリーンインフラ 日本再生可能エネルギーインフラ カナディアン・ソーラー・インフラ
証券コード 9281 9282 9283 9284
株価(7/2) ¥120,000 ¥64,700 ¥109,500 ¥109,600
保有物件数 25 15 17 15
取得価格合計(百万円) 30,369 14,086 31,431
パネル出力合計(kw) 69,551 29,430 35,801 75,300
kw単価(円) ¥436,643.61 ¥393,452.69 ¥417,410.35
FIT価格平均 36.8円 38.66円 36円 37.06円
指定ルール率 12% 13% 29% 53%
営業収益(百万円) 1062 548 416
コスト収益率 50.94% 66.24% 45.43%
日照条件 優良
残存日数 6350.68日 6005.46日 6370.58日 6432.8日
利回り 6.18% 5.55% 5.90% 5.43%
投資主 株式会社タカラレーベン
株式会社SBI証券
労働金庫連合会
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL
大和信用金庫
リニューアブル・ジャパン株式会社
東芝プラントシステム株式会社
有限会社出馬重機
Deutsche Bank AG London 610
築キャピタル株式会社
カナディアン・ソーラー・
プロジェクト株式会社
100%

収益性を比較検証してみる

太陽光発電の唯一にして最大の魅力が「高い収益性」です。各ファンドの情報からその収益性について比較検証していきます。

FIT価格は引き分け

売電単価であるFIT価格は37円付近なので大差ない感じです。さすがに上場しているだけあって30円以下の太陽光施設は組み込んでないようですね。

日照条件はカナディアン有利

基本的に南にある太陽光設備の方が日照条件も良く発電量も高いとされています。カナディアンは九州地方に多数保有しているので、日照条件は最も優れているでしょう。逆にいちごについては北海道に多く包有していますので日照条件はカナディアンと比べて雲泥の差です。

他2ファンドは関東や中部に寄っている感じです。

パネル出力もカナディアン

出力合計もカナディアンがトップで続いてタカラ、日本再生、いちごと続きます。Kw単価も比較すると安いほうですのでカナディアンソーラーからお安く仕入れているんでしょう。保有物件がタカラより10少ないのにパネル出力勝っているので大規模メガソーラー案件が多いのかな。

指定ルール率(抑制)はタカラが優秀

管轄の電力会社によって下記の様なルールが設けられています。

抑制規制 該当電力会社 指定日
指定ルール
無制限に出力抑制可能なルール。
全社出力超過なため指定日以降に
連携された発電所は
無制限抑制の対象となる(( ;゚Д゚))ブルブル
北海道電力 平成27年1月25日以降
東北電力 平成26年10月1日以降
北陸電力 平成29年1月24日以降
四国電力 平成28年1月25日以降
九州電力 平成27年1月26日以降
360時間ルール
年間通して360時間内なら
無保証で出力制限される新ルール。
高圧は全部対象となる。
東京電力PG
中部電力
関西電力
ハイブリッド 中国電力
沖縄電力

指定ルール電力会社の管轄になければ出力抑制リスクは低い。該当電力会社内にあっても指定日以降の契約でなければ指定ルールは適用されないことになっているが少し不安な面もある。(指定日付近での契約で揉めることもあるようです)

出力抑制は太陽光発電所の売上に直結するものですのでリスクとして認識しておきたい要素です。

指定ルール率とは指定日以降に設置されて指定ルールに準ずる発電所を何台保有しているかを表した数値ですが、これをみると九州にH27以降集中しているカナディアンの高保有率が気になります。

ただし、カナディアンの契約時期については売電終了日から単純に20年引いて指定日以降かを判断しただけですので、もしかしたら間違っているのかもしれません。

同じく抑制地域の北海道発電所を多く保有しているいちごはほとんどが指定日前の取得ということで難を逃れている感じです。

コスト収益率

営業収益に対して発電所事業費用がどの程度掛かったかを見る割合です。

いちごは北海道だけあって維持費用が多くかかるのでしょう。

日本再生はお上手な運営をされていますね。

残存日数

2018/7/2時点に確認した、各発電所の売電タイムリミットを日数で表したものです。パネルは経年劣化で発電パフォーマンスが落ちるので収益性にも関係します。

いちごが平均1年ちょっと年取ってる感じですかね。

財務や利回り

保有物件数

自分的には中規模発電所を多く持ち、地域を分散させてくれていたほうがリスクは下がると考えています。

ですので保有数だけみるとタカラ、分散具合も考えるとタカラ&日本再生が魅力的に写ります。

自己資本比率

カナディアンはまだ財務情報出てないので判明しませんが、他3ファンドは40〜50%程度で差がありません。

利回り

利回りは2018/7/2日の終値に対して、2018年分の配当を組み合わせて算出しています。つまり予定されている配当で利回りを計算してみました。

タカラが6%超えでおいしそうです。

まとめ

まず結論として

いちごはない

理由は日照量の少ない北海道所在の発電所がメインとなっており、運営コストも4ファンド内では最も高いと考えられるからです。

続いて

カナディアンもちょっと(´・д・`)ヤダ

指定ルールに半分以上絡め取られているのが嫌すぎです。また出資もカナディアン・ソーラー1社100%なので外資にまるっと稼がれるのもシャクだなって。

だから

タカラレーベンがいい

という事になりました。指定ルールも該当数少ないし、保有数も多くて分散されてると見受けられますし、配当もなかなかよさそうです。

そろそろ2018年 5月期の有価証券報告書出してくれそうなので、それを待ちつつ投資を検討して行こうと思います。

matsu

やっぱり、太陽光はソシャレンよりインフラファンドですね

matsu

しかし風力発電はクラウドバンクがオススメです

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