こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
くりっく株365を活用してのインカム戦略を練っている最中なのですが、やはりまだ初心者なので基本部分で分かっていない部分も多いです。
ですから今回は自分の勉強も含めて、配当見積もり立てる時に切っても切り離せない「金利相当額」について学習していきたいと思います。
目次でサクッと
金利相当額とは?
くりっく株365で海外指標に投資すると、配当相当額と金利相当額に触れることになります。簡単に説明すると、
配当相当額 | 金利相当額 | |
---|---|---|
買い | もらう | 支払う |
売り | 支払う | もらう |
このような関係になり、私の場合は買いで配当金をもらうことを目的にしていますので、金利相当額は支払う必要があるということになりますね。
Point1. 金利は毎日支払う必要があります
配当は企業からの配当があった時のみ受け取れるのですが、金利相当額については毎日支払う必要があります。それはなぜかと言いますと、くりっく株365を通して海外指標に買いで投資する際、私達は外貨を借りて投資しているからです。
金利が発生するのは外貨を借りているため、その利息として支払う必要があるからなんですね。
基本ですが説明受けないと分からない箇所でもあるので、まずはこの認識を持っておきましょう。
Point2. 金利相当額は「清算価格」と「適用金利」で決定
ざっくばらんに上記式で金利相当額は計算されます。
この式で重要なのは「清算価格」と「外貨金利(適用金利)」という2つの変数です。
まず「清算価格」についてですが、これはその日のインデックス指数になります。
2018年10月4日のFTSE100を例としてあげると、この日のFTSE100の値は7,624なのでこれが清算価格となります。
それを日本円に換算するために100を乗じ、続いて「外貨金利(適用金利)」を乗じて、365日で割ればその日の金利相当額が算出されるという仕組みです。
ちなみにこの日の金利相当額は
7,624 ✕ 100 ✕ 0.0131 / 365 =27
で27円必要だということが分かります。
清算価格は日々変化するので金利相当額も日々変化するものと捉えておくと良さそうです。
また金利は1日分掛かる日、掛からない日、数日分掛かる日などがあります。それらは東京金融取引所のカレンダーに記載されていますので気になるなら確認すると良いでしょう。
参考 取引カレンダー東京金融取引所Point3. 適用金利の算出方法は?
精算価格については日々の値動きによるものなので、その時になってみないと分かりませんが、適用金利についてはどうでしょうか?
FTSE100、つまりイギリスの政策金利は0.75%なのですが、HPで適用金利と紹介される利率は1.31%(10月初旬)と倍近くを提示されています。
この点について疑問を抱きましたので調べた所、適用金利とその国の政策金利は直接関係ないとのことで、適用金利の算出には先物市場価格から東京金融取引所が算出する金利であるとのことでした。
ちなみにそれを参考にどうやって算出するかは公開できないようです。
分からないままですが、分からないままでいるしか無いことが分かったのである意味スッキリしました。
金利相当額は海外指数が増えていくと増加する
まずもってこの結論を持っておきたいと思います。
計算式にもありましたように、計算の母体となる精算価格はインデックス指数そのものですのでこれが増加すると必然的に金利相当額は上がります。
またもう一つの適用金利についても先物市場価格を参考にしているので、これもインデックス指標が成長していくと上昇していく変数と見てよいでしょう。
つまり、金利相当額を決定する2つの変数はインデックス指標の増減に相関するので、投資先の海外インデックス指標が上昇すると金利相当額も増えてしまうことになります。
とりあえずこういうもんだと覚えておいて、実際の金利相当額は予定表などを確認すると良さそうです。
ちなみに金利相当額の試算値もあります。
これによれば私が狙っているFTSE100では一日当たり3円の金利が発生すると目論んでおけば良いようです。(ただし去年の11月の情報なので古いかも)
matsu
これで金利相当額についての認識はOK!だと思う!
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