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LENDEXは怪しい事業者なのか?その評判・評価・ビジネスモデルをまとめてみた

LENDEXは怪しい事業者なのか?その評判

こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。

最近当ブログでも人気上昇が確認されるLENDEXについて情報をまとめようと思います。

うーん、やっぱり皆さん少しでも金利高いところがいいのでしょうか。

幸い(?)口座開設しても案件が少なくすぐには投資できないですので、このページの情報も参照して頂きながら、今一度ご自身の投資判断に役立てて頂けたらと思います。

確かに!魅力的ですけどねぇ (*´∀`*)ノ

 

LENDEXとは?

株式会社LENDEX

株式会社LENDEXついて

設立は2000年、2017年7月からスタートしたソーシャルレンディング事業者です。以下は簡単な企業情報です。

企業名 株式会社LENDEX
設立 2000年8月1日
従業員数 6名(役員含む)
所在地 東京都千代田区飯田橋二丁目1番4号九段セントラルビル
貸金業登録 東京都知事 (1) 第31631号
役員構成 代表取締役 筧 悦生
取締役 榎本 肇
取締役 渡邊 雅良

株式会社LENDEXの業績・財務情報をチェック

2017/12
資本金 1億円
利益剰余金 1,641万円
参考 企業情報LENDEX

まずこの規模の会社でBS公開している企業姿勢は素晴らしい!

なおかつ運営一年目(実質半年)で利益が出てるってすごい!

もちろんPLを見ないと内訳が分からないので、BSだけ見て安心だと判断は出来ませんが、そもそもサービス開始1年目で利益を期待するのは酷なことですので、それが良い意味で裏切られたというのは認めざるをえませんね。

LENDEXの魅力と特徴(メリット)

高利回りな不動産案件、時流に乗った民泊案件も多数

京都民泊

LENDEXファンドの特徴は全案件不動産担保付き&高利回り、というちょっと疑いたくなるような好条件案件が多いこと。

さらにインバウンド需要に対応する民泊案件も多数扱っているので、時流に乗るという意味でも魅力的です。

そもそも、民泊施設は許可を取れると価値が跳ね上がるというボーナスがあるとのことで、それを見越しての高利回りなのでしょう。

まだ35件しか募集されていませんがデフォルト件数は0件運用終了件数は9件です。

東急リバブル査定済み不動産を担保にしている

東急リバブル査定済み不動産

全案件不動産担保が付いているだけでもすごいですが、LENDEXの場合さらに上行く施策を寝られています。

担保となる物件は東証一部上場企業である東急不動産HLDGのグループ企業である東急リバブルの査定がついており、不動産物件が存在していること、さらにその不動産の価値が客観的に証明されているということになっているのです。

注意
東急リバブル以外の査定を使っているファンドも存在します

いくら事業者が「不動産担保あります!」って言ってもみんクレやラッキーバンクみたいなこともありますし、事業者信頼性が高くなければ基本的には信用対象にしてはいけません。

その問題点を新規参入ながら克服するという意味では、とても効果的なビジネス戦略です。

しかもファンド募集額は東急リバブル査定額の80%までと限定しているので、

全案件 LTVLoan to Value(ローン・トゥ・バリュー)の略称。不動産など価格が分か... More = 80%

とみなすことが出来ます。

LTV80%って結果を見るとリーマンにも耐えられるぐらいの数値ですから、仮に市場が悪化しても元本棄損を避けれる目安を立てて投資することが出来きるのです。

matsu

東急リバブルが提携先&名前出しを拒否していないということは、ある程度LENDEXに信頼を寄せている証とも見て取れます。(出資関係や責任はありませんがLENDEXに何かあった場合、東急リバブルにも非難は及びますので)

2万円からの小口投資OK、出金手数料無料はありがたい

小口投資

最低投資金額が2万円と、若い投資家でも参入しやすいように低めに設定されているのは嬉しいですね。ソーシャルレンディングのパフォーマンスを向上させるキーポイントの一つが「配当金の再投資」にあるのですが、最低投資金額が低いほうが圧倒的に行いやすいんです。

また、出金手数料が無料!というのは太っ腹です(*´∀`*)ノ

ソーシャルレンディングのメイン経費は入金手数料と出金手数料で、入金手数料は住信SBIとかネット銀行使えば無料か最安値で済ませることができますが、出金手数料に関しては投資家の手腕で無料とかにはできないんです。

この2点から検討してみてもLENDEXは投資家をお客様とみなしてサービス提供していると感じ取ることが出来ます。‥一般では当たり前なんですけど金融業なんでね(^_^;)

LENDEX自ら「口座開設マニュアル」を用意

参考 新規口座開設マニュアルPDFLENDEX

大抵ブロガーが口座開設などマニュアル化してユーザーの方々へお届けするのですが、事業者自ら「口座開設マニュアル」を用意している様子を見るのは初めてです。

ユーザービリティという面から考えると地味ですが好感度高いですよね。

内容を確認してみると、かなり詳細にまとめられており、これさえあれば迷うことないでしょう。

社長が公認会計士

社長が公認会計士

社長である筧悦生氏がなんと公認会計士という異色の出自で注目されています。

トップが税務・会計のプロフェッショナルっていうのは、かなりのアドバンテージではないでしょうか。

また筧社長自身も不動産投資家ですので、LENDEX事業は社長の経験による下支えによって運営されていると受け取れることができます。下記著書内でご自身の所有物件を引き合いに論拠を説明されていたりと、実際に投資を経験している方が指揮を取るのはここと強いと言えるでしょう。

LENDEXは「怪しい業者」?(デメリット)

ソーシャルレンディング事業者としての実績に乏しい

実績に乏しい

業界トップクラスのmaneoSBISLクラウドバンクと比べると、致し方ないですがやはり実績が少なすぎるので、寄せることの出来る信頼も上位3社のそれとは比べ物にはなりません。

ローン成立額 運営年数 完済件数/総数
maneo 約1,300億円 約10年 8,851件 / 12,013件中
SBI SL 約600億 約7年
168件 / 235件中
クラウドバンク 約300億 約5年 815件 / 1,113件中
LENDEX 約8億円 約2年 9件 / 35件中
  • 匿名化で投資先情報が限定されている
  • 投資家サイドから途中解約できない

現状のソーシャルレンディングの問題点を考えると、やはり事業者信頼性が何にも増して優先されなくてはなりません。

そしてそれは運営年数と運営規模という運営実績に指数関数的に比例するのです。

従ってLENDEXにおける事業者信頼性は、ソーシャルレンディング事業者の中でも低い方だと認識しておくべきでしょう。(だって上位3社平均の100分の1規模の運営実態ですからね)

また、役員含めて従業員数6名の零細企業であることも認識しておきましょう。(=小企業を通して小企業に貸し出すという認識を持つべきです)

要は、それらを踏まえた上で魅力的な案件があるのなら、リスクを取って投資する計画を立てるのが大切なのです。

ポイント
実績が乏しいため「怪しい」という噂がつきまとう

※この項目の数値情報は2018年7月時点のものです

経営者が過去に行政処分を受けている

経営者が過去に行政処分

LENDEXの怪しいという悪い噂は、全て筧社長が過去に経営していた清和監査法人が行政処分を受けていることに起因していると言えそうです。

業績不振の企業に対して適切な監査を行わず案件を多くこなして儲け主義であったとか、粉飾決算で問題になったインデックスの監査も担当していたなど、、、良い点が見当たりませんね(;´Д`)

その他役員も良い噂がないみたいです(上場廃止とかなんとか)

従って、LENDEXの事業形態は怪しくないが、経営陣は悪い意味で怪しいと判断せざるを得ないでしょう。

しかし、これらの評価はご本人たちも受け入れてるのLENDEXサービスの展開だと思います。一度失敗した者をどのようなメガネで眺めるかはアナタ次第ですね。

ポイント
過去の経歴から「怪しい」と見られてしまう

matsu

ハズキルーペがすり減るくらいガン見して注視しましょう!

ファンド数や種類が少ないのでニーズを満たしきれていない

ファンド数やバリエーションが少ない

まだまだファンド数が少ないので、投資チャンスも少ないのはデメリットと言えますが、その理由がファンド内容を吟味してのことでしたら逆に評価されるポイントになります。

人によっては12ヶ月〜24ヶ月程度の案件もあると投資しやすいという方もいるので、バリエーションの少なさも現時点でデメリットと言えるでしょう。

現状は短期ファンドばかりなので、初心者には投資しやすい環境であると言えそうです。

ポイント
募集が少ないと上手くいってないと思われてしまう

もし東急リバブル査定書取得っていう話が嘘だったら?

このような根も葉もなく噂にもなっていないことを懸念するのはLENDEXに対してとても失礼かとも思いましたが、昨今のSLを事情を考えると「最悪のケース」を想定することを忘れてはならないと考えています。

注意
東急リバブル以外の査定を使っているファンドも存在します

私自身が感じたLENDEXの最大の魅力は「東急リバブルという大手企業の第三者的評価を軸にファンドを組み立てている」というポイントであり、もしここに何か不備が見つかると全てが台無し、信頼性も何もあったものではありません。

・LENDEXが東急リバブルに嘘ついて、査定物件と実際の担保が異なったりしてないか?

・担保つけているってのは嘘ではないのか?

こんなとこ疑いだしたらキリがなく、もし上記のようなことが本当にあったのなら間違いなく詐欺ではあるのですが、詐欺であったとしても投資元本が戻る保証はありません。

従って、この最悪のケースをきちんと一度考えてみてから、投資実行を検討するのが真のソーシャルレンディング投資家としての心構えというべきでしょう。

matsu

これはLENDEXのように新しい事業者はもちろんですが、古参の全SL事業者へも当てはまります!

LENDEXの評判・評価は?

ツイッターの生の評判・評価

matsu

ツイッターだとけっこう人気ありそうなんですよね

 

まとめ

私自身、LENDEXはまだ実績もないので投資対象として考えていませんでしたが、今回の情報収集を期に少額からの投資を検討してみたいと思います。

投資目的は分配金を得ることが目的ではなく、身をもって投資することで経験値を増やしながら検証していきたい、と最低限感じることのできる事業者であると考えたからです。

どんなに少額でも身銭を切らないと投資は身につきませんよね。

matsu

まだまだ民泊関連施設は魅力的です

 

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