こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
昨日のトラストレンディングの発表を受けて
なんなんだこれは!!
というのが正直な感想です。
まず第一に2回目の行政処分勧告の内容をなぜ第一回目で指摘できなかったのか?
そして2点目が元取締役「山本幸雄」について、先日の発表を見ると昨年10月に就任しているとありますが、それについて「役員の移動〜」の知らせはトラストレンディングから発表されていなかったので、投資家としては「いきなり知りもしない役員が解任された?」といった寝耳に水の状態です。
さらに、この人物が昨年組成された、高速道路ファンド、除染事業ファンド、公共事業コンサルタントファンドの3基金に関係していたということみたいですね。
その総額がざっと30億円、そしてそのうち15億円程が元取締役「山本幸雄」が所有する法人企業へ流出しているとのことです。
説明を見ると用意周到に「バレる前提で動いている」と見受けられますので、流入した15億円の回収は難しいんでしょう。残り半分についても楽観的に見ることは出来ませんが。
すぐバレるようなことをわざわざトラストレンディングがするはずがないという思い込みがありましたが、まさか突然現れた第三者によってそれを利用されるとは夢にも思いませんでした。
しかし、そうなると一つ疑問も浮かびます。
元取締役がバレる前提で詐欺行為を行っていたとして、なぜ昨年10月にわざわざ取締役に就任したのか?
そしてなぜそれをトラストレンディングが発表しなかったのか?
ここらへんのアクションが、誰に対してメリットがあるのかが分かりませんが、ここまでくると天下り役員についても実質名前貸しのみで客寄せに使っていたと判断せざるえない。
もしかして山本幸雄はスケープゴート???
だとしたら、元官僚総じての策略だったり?
IoTファンドと燃料ファンドについてはこの元取締役の関わりが指摘されていませんが、毎日新聞の報道を確認すると、これらも厳しい結果になりそうです。
参考 ソーシャルレンディング業者、取締役に15億円流出 証券取引監視委が勧告毎日新聞あと最終的には、トラストレンディングもこの元取締役に騙されていたのか?が焦点になりますよね。
高速道路案件については損害賠償請求を行ったとのことですが、その他ファンドについては?
またこれだけの内容でトラストレンディングも詐欺被害者というのなら刑事事件としても訴えるべきではないのでしょうか?
発表されたPDFの説明にあったこの部分について、民事は行ったあとなので刑事として進めるという解釈なのでしょうか?
このあたりは週明けに確認したいと思います。
さすがに現状から考えるとトラストレンディングの免許剥奪もありえますね。
個人的にはこれまで擁護する立場に偏っていましたが、元取締役「山本幸雄」について存在を隠していたトラストレンディングに対しては信用を寄せることが難しくなりました。
疲れた、ほんとに。
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