こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
先週クラウドバンクから、平成30年度(第5期)の決算資料が発表されました。
参考 各種IR資料ダウンロードクラウドバンク表題にあるように第4期に黒字転換し今期も黒字増加という好結果になったようです。(グループ会社連結)
融資 型クラウド ファンディング事業におけるファンドの募集の取扱いは順調に拡大しており、当期21,855 百万円の募 集の取扱いを行っております。これらの結果、当連結会計年度の連結営業収益は2,406,083千円(前年度1,194,455千円)となり ました。
特に目を見張るのは「営業収益」が約2倍という結果になったことでしょうか。昨年は他事業者の不祥事も連発し業界的には厳しかったと思いますが、逆にそれが追い風となり、不祥事を起こした他業者からの受け皿として機能したのかもしれませんね。
ただ「当期純利益」が振るわないのが気にかかりますが、IR説明によると
一方、販売費一般管理 費は、営業拡大に伴い、保険料、人件費、広告宣伝費が増加するなど を背景として前期より221,591 千円増加し、613,849千円となりました。この結果、連結経常利益は 1,147,565千円となり、当期純利 益は524,656千円となりました。
といったように「経費」の拡大が一要因であるようです。
また、「営業収益」の内訳についてもクラファン収入(営業者&募集者)が40%程度で他は発電事業の権利譲渡から発生しているようなので、単純なクラファン業者として評価するなら水増しされている感じはありますね。‥あと利益率低い感も(^_^;)
① 営業収益
ア 受入手数料
主に投資コンサルティング事業による業務報酬により、586,426千円となりましたイ 金融収益
金融収益は匿名組合受取利息、営業者融資手数料などにより1,004,376千円となりました。ウ 権利譲渡益
今期、投資・コンサルティング事業における発電事業権利譲渡からの収益が815,280千円となりました。
ただクラウドバンクの印象としては「自らも事業を行うクラファン業者」という感覚があるので、イメージ外というわけではないかもしれません。
でも今後には少し不安がよぎりますよね。
来年再来年ぐらいはまだ大丈夫だと思いますが、それ以降FIT制度が廃止され商材となる発電所が枯れていくと思われる、果たしてクラウドバンクに良質な発電所を確保する腕力があるのか?というのが焦点になってくるかなと思っています。
腕力という点から考えると、同じように再エネ発電所を扱うファンドでありながら上場し資金力なども充実している「インフラファンド」に軍配が上がると思いますので、やはりというか、自分的にクラファンよりインフラファンドに再エネ関連を集中していく姿勢は間違ってなかったのかなと考えています。
まあこれも結果を見ないと評価は出来ませんが、現時点では理屈が通っているので意思決定の質としては上々なのではないかと。
しかし、なかなか景気の良い話は出てきませんね〜
やっぱり国として多少詰んでいる感じは否めないので、フットワークの軽い人は海外生活とかも視野に入ってくるんでしょうかね。
理想は日本である程度継続的に稼ぐ術を確立しての拠点移動といった感じでしょうか。
事業も合致しますが、投資やトレードも礎として考えていくこともできそうです。
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