こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
2ヶ月前ぐらいに無事&無傷でmaneoから卒業して以来、すっかりmaneo系に興味がなくなりあんま確認していなかったのですが、どうやら9月も期失&遅延案件を発生させていたようで久しぶりに確認してみました。
特に興味を惹いたのが「不動産事業者BJ」に対しての融資で一回リファイナンス済みの案件です。
不動産事業者BJは対象不動産の購入後、売却のための準備として解体工事及び確定測量等の作業を行ってきましたが、当初の計画より完了までに大幅に時間を要しました。
理由としては、対象不動産と隣接建物との間隔が非常に狭く、解体工事完了後でなければ測量作業に入れなかったこと、北側隣地がマンションであり、各区分所有者への周知のため管理組合による立会までに数か月を要したこと、西側隣地については所有者連絡先の判明までに数か月、また判明後も、状況の説明を経て現地での立会に至るまでにさらに半年ほどの期間を要したことなどが挙げられ、確定測量まで完了したのは2019年4月のこととなりました。
自分は不動産のプロでなく融資審査をするような立場でもないのであれなんですが、中小企業、いわゆる弱い企業の事業計画が計画通りに進むなんてことは稀だと思います。
よくPDCA回して〜なんて言いますが、あれは基盤のある事業者ができることで、基盤をまだ作れてないプレーヤー事業者はトライ&エラー(試行錯誤)を繰り返して地固めしていくしかありません。
まあ、そういう属性に銀行などの融資は降りにくいこともあり、しかしながら企業活動の活性化という観点から鑑みれば、maneoのビジネスモデルはありがたいものだったんだなぁと思っています。
こういった当事者たちのレベルにおいて不測の事態が起きたとしても、リファイナンスという手段が残されているため事業は継続できるっていうのは神の手に等しい効力を持っていたんだなと。
もちろん投資家に不利益かけまくっている現状を容認しているわけではありませんよ。
結果的に神の手が悪魔の手になってしまってる訳ですし、劇薬って表現のほうが近いのかな。
ただ、借り手事業者が誠実かつ実直であるという前提において、リスクを背負った存在に対して、それに融資する投資家のリスク認識が低すぎた、温度差がありすぎたのも現在の混乱の原因にもなっているように思えます。
投資やお金のことについては、自身の底力を上げる以外に対処方法はないものだと再認識。
自分自身、まだ期失を抱えてますが、基本的にこれらについては「負けたんだ」というように考えています。
自分のレベルが低かったんだと。
割り切って考えるには金額にもよると思いますけど余剰資金ならね(;^ω^)
でも最近は事業者サイドからも、投資家レベルの底上げに貢献するような情報開示が多く成されているように感じています。
こういった流れは歓迎しつつ、クラファンという枠組み内だけで考えるのではなく、日本とそれを取り巻く世界経済の動向についてもアンテナを張らないと、maneoの没落に巻き込まれるような寝耳に水的なアクシデントに出くわしてしまうかもしれませんね。
わかんなかったら手を出さない、でも何か感じるなら自助努力で勉強の労を惜しまない。
そんな姿勢を保ちたいものです。
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