こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
先日のオーナーズブックの情報開示方針の発表により、ようやく主要ソシャレン事業者が匿名化解除というスタートラインに並んだことになりました。
その経緯を観察していると、やはり着手が早い事業者はそれなりに準備をしており、対応が遅かった事業者は借入人との調整に手間取っていたという印象です。
しかしいくら情報開示されたからといって個人がその情報を持って何かをする、というシナリオは考えにくいのですが、それでもある程度は「知られている」という要素が、仲介業者と借入人に対しては不正への抑止力へ働くのではないかと思います。
それに明らかに「ソシャレンで借りるためだけに作られた空企業(SPC)」が借入人で、その大本を開示しないといった姿勢を確認できるだけでも、これまでのブラインド投資ではなく、自分の投資を自問自答するきっかけになって良いと感じています。
まあ、そのせいで某大手事業者の案件には萎縮していますが(;^ω^)
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さて、それでは本題に入りますが、現状のソシャレン業界は、新しい潮流に対応しきれてなくこれから徐々に形を成していく段階だと肌身に感じています。
はっきり言って経験者でも少し難しい判断を迫られる中、初心者に至っては積極的に投資してはいけない時期だと思います。
不動産クラファンの方がはるかに分かりやすくて、基本的にはそちらをおすすめしたいとは思うんですが、混迷とするソシャレン業界においてもファンドによっては他の金融商品にないエッジを備えたものもあるのです。
前置きが長くなりましたが、それが表題にもある「上場企業保証型ファンド」
ファンド内容がよく分からないけど、ソーシャルレンディングというものを体験してみたい、という初心者の方にはぜひこの安全性の高いファンドから経験を積んでほしいと願っています。
上場企業保証ファンド:SAMURAI
案件名 | SAF日本保証不動産ローンファンド |
募集者 | SAMURAI |
募集金額 | 少ないので瞬間蒸発 |
運用予定 | 前回ファンドは1年でした |
年率 | 5%ぐらいに収まりそうです |
担保など | 元本、配当金、遅延金など全て保証 |
私が考える現ソシャレン業界において最も安全性が高いファンドがこちら。
SAMURAIが提供する日本保証の債権保証付きファンドです。
このファンドの凄いところは、まず募集者が上場企業傘下のであり、ファンドにはこれまた上場企業傘下の日本保証の債権保証がついて組成されているところです。
簡略化して言えば、上場企業グループ2社によるコラボファンドといったところでしょうか。
ファンドの説明については実際に過去募集されたファンド詳細ページを確認して下さい。
社債より利回りが遥かに高く、その上、運用期間も1年程度なので資金のフットワークも保てるはずです。
懸念材料は、恐らく今後、極絶人気となるはずですので、申し込めるかは運次第‥といったところでしょうか(^_^;)
現在、令和キャンペーン中で口座開設すると500円分のQUOカードがプレゼントされます!ぜひこの期会にお求め下さい。
上場企業保証ファンド:クラウドバンク
案件名 | 上場企業事業拡大支援ファンド |
募集者 | クラウドバンク |
募集金額 | それなりに多いので申し込みに余裕あり |
運用予定 | 1年程度が多い印象 |
年率 | 5%ぐらい |
担保など | 上場企業が連帯保証、万一の不動産担保もあり |
続いては業界大手クラウドバンクが提供する上場企業の連帯保証付きファンドがオススメですかね。
上場企業の子会社への貸付を目的としており、仮にその子会社が返済できない場合でも、親会社の上場企業が連帯保証をしているので支払いが滞る可能性は低いと考えられます。同時に貸付金額以上の不動産担保も設定されていますので2重の意味で安心感を感じることのできるファンド組成となっていますね。
懸念材料は、定期的に案件が発生するわけではないので、いつ募集されるか分からない、ということでしょうか。しかしそれでも、クラウドバンクとしても投資家からの需要をビンビンに感じていると思いますので、今後は増えていく可能性もあるのかなと思います(*´∀`*)ノ
こちら詳細については会員限定情報(めんどくさくて恐縮ですが‥)となっていますので、この場では明かすことはできませんので興味がある方は会員登録してからご覧になってみて下さい。
上場企業保証ファンド:LCレンディング
案件名 | LCギャランティーファンド |
募集者 | LCレンディング |
募集金額 | 頻繁にあり金額も余裕あり |
運用予定 | 数ヶ月〜1年と分散されてて使い勝手が良い |
年率 | 5%前後 |
担保など | 上場企業が連帯保証 |
最後にご紹介するのが、元祖上場企業保証型ファンドであるLCレンディングのLCGFです。
LCレンディングはLCホールディングスという上場企業が親会社であり、その親会社が連帯保証を付けたファンドを組成しているという形になります。
こちらの特徴は、運用期間が数ヶ月から1年といった設定で各ファンドが募集されており、一言で言えば使い勝手がよい、といった感じでしょうか。
個人的な懸念としては、債権保証ファンドを募集しすぎて資産超過してるんじゃない?という点と、現在maneoマーケットのシステムを利用しているので、maneoリスクが降り注ぐ可能背も無きにしにあらずといった点です。
しかし、それでもこれまで数年に渡り債権保証ファンドを組成・実施してきて問題を起こしていないという点は純粋に評価されるべきだと思います。
ここがmaneoから独立してくれれば最高なんですけどね〜
matsu
初心者の方は、まずはこの3ファンドをソフトバンク債とかの上場企業社債とリスク比較してみてください。利回りと資金拘束期間などで利点を見いだせれば検討に値するファンドだと思いますよ!
matsuさん
お世話になります。
クラウドバンクのジャズダック保証ファンドは、けむけむさんのコメントに書いてますが、からくりがありますのでよく精査して書いていただければ幸いです。
ブロガーの安易な宣伝が、数々の不幸を生むことがありましたので。
こんばんは、コメントありがとうございます。
なるほど、連帯保証という観点に重視した紹介でしたが、
第一、第二抵当権を含めた真のLTVを第二のみに着目して水増ししている点を問題視されているのですね。
ちなみに数字的にはクラバンへ確認したものになるのでしょうか?
クラウドバンクの上場会社業務拡大ファンドですよ。
もちろん確認済みです。
どうなることやら。
なんというか、すでにソシャレンからの撤退を決めており他者よりも否定的な見方をされて、
今更ソシャレン関連を肯定的に見ることは難しくなっているのだと思いますが、
私の考えとしては本ページでご紹介したファンド群は上場企業という客観性を備えた保証が付帯しており他フォンドよりも優位性があるので初心者へ紹介するなら現状これらに限られると考えています。
もちろんですね、記事内でも書いてある通り、ソシャレン自体を今は積極的に進めるものだとは考えていませんよ。