こんにちはmatsu(@matsu_sl)です。
私の投資先事業者はmaneo、SBI、TATERU Funding、クラウドバンク、オーナーズブック、トラストレンディング、LCレンディング、ガイアファンディングと言った具合に自分なりに安全性を考慮したり一部高金利狙いを目的に絞っています。
ただこれだけで終わらせてしまうと、柔軟性が損なわれて盲目的になりそうですので、投資するかはさておき見聞を広げるために上記以外の事業者へも目を向けて行きたいと考えています。
というわけで今回はSAMURAIを取り上げてみましょう。
参考 SAMURAISAMURAISL業界唯一の分別管理に信託保全を実施している
参考 SAMURAIの強みSAMURAI上記ページで強みとしてアピールされているように、SAMURAIはクラウドバンクと同じく第一種免許を持つ証券会社によって運営されています。
これは構造的には第二種免許の他業者よりも信頼できるものなんですが、クラウドバンクにおける預託金の分別管理は普通口座で名義分けでの管理でしたので、我々投資家にとって第一種だからといって直接的なメリットがあるわけではありませんでした。
参考 信託銀行による分別管理SAMURAIしかしSAMURAIの場合は第一種免許を持つ証券会社では当然として備えている、分別管理に信託銀行を利用して信託保全を図る、という保全処置をソーシャルレンディング事業へも適用させています。
これは現状の他業者と比較してみても画期的と言えるでしょう。
デポジットがないため信託保全効果は募集中のみ
maneoが倒産したら?預託金は分別管理で大丈夫?信託保全って何?ただし、SAMURAIではデポジット(預託金口座)が無いため、我々が思い描いているネット証券会社の信託保全とは少し趣が異なります。
信託保全の効果が発揮されるのは、ファンド申し込み→ファンド募集中に入金する→融資実行、この3ステップのファンド募集中に入金された資金のみとなります。
つまり募集中ファンドへ入金して融資実行を待っている間にSAMURAIが倒産してしまっても、融資実行前の入金した資金は信託銀行へ預けられているので保証されているというわけです。
デポジット付きで信託保全がされていれば理想的でしたが、今後デポジット自体が廃止の方向に向かっているので仕方ないかもしれませんね。
まとめ
実質的に役に立つような信託保全という感じはしないのですが、この処置からは事業者としての投資家保護にかける力量のようなものが伺えます。
事業者的には信託保全は必要経費がかさむので、それを投資家金利へ反映させると金利水準が下がり、投資家を呼び込む魅力が下がると考えるはずですが、そこを利益追求ではなく投資家保護を優先しているのですから信頼を築く材料になるのは間違いないでしょう。
※当ブログの内容は個人の評価・感想に基づくものであり、商品の詳しい内容は SAMURAIホームページの商品概要・重要事項をご覧下さい。
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