ソーシャルレンディング投資で大切なのは分散投資でリスク軽減させること。事業者、満期日、金額、事業ジャンルが主な分散対象になりますが、最初の内はどれがどれだか分からないはずです。
そこで今回は初心者の方も事業ジャンルを分散しやすいように、ジャンルごとにオススメなソーシャルレンディング事業者をまとめてみました。
これで「再生エネルギーにいくら」とか「国内不動産へいくら」といった具合に分散できるようになるので、自分の投資状況を把握するのにも役に立つこと間違いなしです!
目次でサクッと
再生可能エネルギー関連のおすすめSL会社
日本の再生エネルギーはFIT制度でまとめられていますが、その買取価格と調整は発電方法によって異なっています。となればエネルギーではなく下記3小分野に分散するのがリスク軽減に繋がります。
太陽光発電再生可能エネルギーの一つでかつての代表格。現在はFIT価格もきびしく... More
SBIソーシャルレンディング
事業者信頼性はダントツで担保付き。ただし利率は低め、案件も人気で数も少ないためクリック合戦になることが多い。
グリーンインフラレンディング
利率は全SL界でもトップクラス。大体10%越えてます。全案件担保付きですが弱い印象があり、かつ投資期間が長いためリスクは高まる。
クラウドバンク
SL界で数少ない第一種免許を持つ事業者で過去に行政処分を受けながらも逞しく生還を果たした3巨頭の一角。利率は中ぐらいで担保もまあまあ、投資期間も数ヶ月〜なので投資しやすい。
matsu
太陽光のおすすめは…クラウドバンク!
- 利率は7%ぐらいでいい感じ
- 担保額は融資額を越えている(電話して聞きました)
- 案件も多く期間も短くて投資しやすい
こないだ遅延発生しましたが素早い処置でことなきを得ています。もしもの時に投資家保護を優先してくれると感じる事業者さんなのでオススメです。
風力発電再生可能エネルギーの一つ。FIT価格はまだ高い方だが 太陽光発電 や バ... More
まだまだFIT価格は高いですが太陽光に比べて安定性が劣ると言われる日陰者発電。初期投資が高いからソシャレンと相性いいと思うのですが、残念ながら取り扱う会社は現在のところクラウドバンクさんしか存在しません。
matsu
バイオマス発電再生可能エネルギーの一つで、ソーシャルレンディングにおける再エネ... More
バイオマスを扱う会社はSBIとグリーンインフラの2社のみ。安全性で判断すればSBIの一択ですが、いかんせん案件が少ないため競争率が高いのが難点です。一方グリーンインフラレンディングは常にバイオマス銘柄を募集してますが、個人的に担保が弱い点と投資期間が2年近くが多いので敬遠しがち。ただしエネルギージャンルでもバイオマス発電は魅力ある分野ですので一つは投資しておきたい。そこで…
matsu
という結論の下、自分は投資しています。より信頼できるSL会社で長期案件が出てきたら乗り換える作戦です!
しかし、現在は下記によりグリフラへの投資は終了です(^_^;)
maneoに対する業務改善命令を咀嚼しながら今後の投資方針を考える国内不動産のおすすめSL会社
国内SL事業のメインカテゴリが不動産。扱う会社も多いので迷いますが、自分は一戸建て・一区画と集合住宅と商業系施設といった具合に分散投資を心がけています。国内不動産は全体的に利率は低めですが、それでも5%程度あるのでソシャレンの土台として選んでいます。
一戸建て・一区画
区画案件に投資するなら、オーナーズブックが安心してオススメできます。なんといっても運営会社は東証マザーズ上場企業であるロードキャピタル株式会社なので安心感が違いますね。ただしかなりの人気事業者なので申し込み競争必至。アプリもあるのでスマートに投資できます。
matsu
集合住宅(アパート)
アパート案件への投資ならTATERU FUNDINGが抜群です。運営会社は東証一部上場企業である株式会社インベスターズクラウドです!直接的な運営母体としてはSL業界最大ではないでしょうか。展開するTATERUというIoTアパートブランドの資金として募集されており、募集金額の30%はインベスターズクラウドも出資するスタイルです。事業者と投資家が同じ方向を目指している点が素晴らしく、さらにもしもの時にインベスターズ社出資分から相殺されていくので投資家の安全性は高いと言えるでしょう。案件は少ないので募集予定が出たら準備しましょう!個人的感想ですがアプリの方が申し込み成功しやすい気がします。
matsu
商業系(不動産開発)
不動産開発系の案件への投資なら、SBIソーシャルレンディングかLCレンディングが2トップでしょう。どちらも現在のソシャレン界を支える屋台骨として抜群に信頼できる企業です。特にSBIは大人気で数億円の募集案件なら10分以内に満額申込みになってしまうほど。微力ながら投資画面をキャプチャで説明しているのでそちらも御覧ください。
買えない方必見!SBIソーシャルレンディングのクリック合戦の勝ち方をキャプチャで説明しますSBIソーシャルレンディング公式HPは下記リンクからどうぞ。
matsu
商業系(介護関連)
商業系施設の案件は各事業者でチラホラでることもありますが、専門性があり将来性も見据えているということでプレリートファンドを推したいと思います。今後さらに需要増の介護関連施設への投資が多いこと、そしれそれらを最終的にリートへ組み込むという厳格な出口戦略が立てられているからです。また業界最大手maneoのグループであることもポイント高いですね。maneo内でも時々プレリート紹介案件が出てきますし、maneoに登録すればプレリート含むグループ内SLに効率的に登録できるので、プレリートへ投資するなら最初にmaneoに投資家登録しておきましょう。
matsu
商業系(宿泊関連)
前述のプレリートファンドでもホテル案件が出てきますが、時流に乗った案件ならLENDEXがおもしろいです。こちらは民泊関連施設に対する融資がメインとなり、東急リバブルの査定金額(信頼できる)をもとに担保設定し、その80%を限度としてファンド形成を行っています。LTV80%以下が確実なので検討しやすいです。
matsu
海外不動産のおすすめSL会社
自分が最もSLに魅力を感じたのがこの海外不動産への投資。人口増にともなって順調に不動産価格が推移しているアメリカ不動産へ投資できる案件です。(現在、海外不動産はアメリカがほとんど)
これを扱うのはガイアファンディングとアメリカンファンディングの2社のみ!しかも両方maneoグループ!!いまいち差別化むずかしいですが、アメリカンはハワイ案件とかもあるのでUSA内でも地域を選んで投資できますね。
国内事業のおすすめSL会社
国内事業に投資する際は業種が被らないように注意しています。
公共事業
国内事業SLの中で今一番注目しているのがトラストレンディングです。なんと高速道路など公共事業関連に融資することが出来ます。さらに今後は沖縄基地関連に注力して行く長期的な展望もあり目が離せません。運営会社のエーアイトラスト株式会社の経営陣をみると財務省出身者が3人もおり、事業に対する本気度をヒシヒシと感じてしまいます。
matsu
その他
その他の国内事業はmaneoとそのグループであるクラウドリース、キャッシュフローファイナンス、スマートレンド、そして上場企業が運営するLCレンディングから選ぶのがおすすめです。
特に初心者ならLCレンディングの「LCホールディングス保証」付き案件が安心感があります。これはもしデフォルトになった際、親会社でJASDAQ上場企業であるLCホールディングスが元本と利息を保証するというものです。
クラウドリースはパチンコ案件が多いので自己判断で、キャッシュフローファイナンスはコインランドリーなどあっておもしろい、スマートレンドは家賃保証とか着眼点が好きです。そしてmaneo内にこれらの会社の紹介案件がひょこっと出てきたり、maneoに登録するとワンクリックでこれらの会社へも登録できるので、国内事業に分散するならmaneoグループを目録とするのが効率いいですね。
matsu
海外事業のおすすめSL会社
ソーシャルレンディングで海外案件といったらクラウドクレジットが一際目立っています。ガイアの夜明けでも紹介された勢いのある事業者ですね。事業母体は弱いんですが出資者に伊藤忠商事がいるので信頼感は高いと言えるでしょう。ただスキームが難しいのでその点は注意が必要です。
matsu
株式系のSL会社
ベンチャー企業のストーリーに投資(新株)するタイプのソーシャルレンディングになり、上場したらリターンでかけどリスクも大きいです。説明読んでいると夢があって投資したくなっちゃいますがお金のことなのでシビアに判断しないと…このジャンルは投資を考えていないのでオススメできませんが、以下の2社が投資の選択肢になります。
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