こんにちは、matsu(@matsu_sl)です。
今度はキャッシュフローファイナンスで遅延発生です。
ガイアファンディングに続いて2件目のmaneoファミリーでの発生となります。(今回CFFでは2件遅延なので合計3件目という感じ)
証拠はありませんがこの2件の遅延ファンドにはある共通点とそこから推測されるmaneoマーケットの体制変化が感じ取れます。
あくまで憶測に過ぎませんが、この事案は共有しておいたほうが良いと思いましたので、両2件を受けての私の考え方をご紹介させて下さい。
早い話が私が実施している禁maneoスタイルです。
目次でサクッと
maneoマーケットのリファイナンス基準が引き上げられたと思います
maneoファの遅延はSBISLのそれとは異なる
遅延案件というと7月に発生したSBISLのファンドも思い起こされますが、あれは貸付先に問題が発生したいわば正統派の遅延案件、ソシャレン投資家が請け負っているリスクそのものだと思いますが、今回のmaneoファ2件の遅延案件はSBIとは全く違うというのが私の考えです。
2案件とも「リファイナンス」を投資スキームへ組み込んでおり、その実行可能性前提で償還予定を立てているファンドなのですが、それを募集者であるmaneoマーケットが拒否することによって引き起こされたという感覚が近いと思います。
ある意味、見事なハシゴ外しですよ。
ガイア1件でしたら確証は低かったのですが
この度キャッシュフローファンディングでも、ガイアと同様に「リファイナンス案件によってファンド組成に差が出来ている」ことが確認できましたので、やはりmaneoファミリー内でのリファイナンス基準が引き上げられたと確信に近い感覚を受けています。
しかしこれ、もっと良い解決策はなかったんですかね。
キャッシュフローファイナンスの案件は借換え前提でグルグル回してくスキームのものが多く、それも事前に分かっているのですからもう少し配慮を加えても良かったものと思われます。
投資家としては変更になったリファイナンス基準を知りたくなります。
今後の懸念
maneoファミリーでのリファイナンス案件の遅延増加
まずこれを警戒しなくてはなりませんよね。
警戒してもすでに投資しているなら回避することはできませんが、せめて心構えを備えておくのが最低限実行できる準備かと思います。
贅沢かもしれませんが、1回のリファイナンスに自己資金や別金融機関での借換えで対応できない融資先は排除できたらいいですよね。
ファミリー内のリファイナンス時のリファイナンス可否のリスクは投資家が負うリスクではないと感じています。
審査を通ったリファイナンス案件へお金が集まらない
最も懸念される事態が、審査を通って組成されたリファイナンス案件へお金が集まらない、そしてリファイナンスが出来ず遅延発生という流れです。
でも投資家からみると当たり前ですよね。
これまでOK出してリファイナンス出してきたのはmaneoマーケットなのに、償還前に突然ハシゴを外す形で投資家に不利益発生させている形になっているんですから。
リファイナンス案件を警戒するようになるのは当然です。
matsu
なんかmaneo本体を守るために他を犠牲にしている感じも受けますよ
まとめ
本来、不確定情報であれこれ推測するのは嫌いなのですが、今回は不確定ながらも一貫性を感じますし、何よりmaneoファミリーへ資することはリスクの方が高いと思ってますので、それを警鐘するという意味で筆を取らせていただきました。
私は6月よりmaneoファミリーへ一切の投資を行っていません。
改めて自分の投資履歴を振り返ってみると、最初からmaneoファミリーをあまり重要視してなかったんだなぁと感じています。(グリフラは30万円やっちゃいましたが(^_^;)
SBIソーシャルレンディングやトラストレンディング、クラウドバンクへ比重を重くして、最後にmaneo案件に手を出してきた形です。50件以上のファンドへ投資していますが、maneo関連は10ファンド程度ですね。このようにmaneoへの依存が少ないため、遅延案件での被弾はグリフラのみなのですが、これでも十分な分配金を計画できているので成功と言えるでしょう。
そもそも行政処分受けてそれが解決していない会社関係へ投資するのは危険ですよ。これを機に一旦、禁maneoを検討してみることをオススメします。
matsu
maneoの事業者リスクは高まっているので
LCレンディングは早く独立して欲しい…
参考になる記事を有難うございます。
マネオ本体の案件もリファイナンス不可になっているようですが、
そこはどのように考察されますでしょうか?
宜しくお願い致します。
リファイナンスの件については好転することはないと考えています。
最終的に営業継続するにしてもmaneoというネームは悪名となってしまいましたので、どこかに買収されてから会社名変更すのではないかと。