【SAMURAI】新規会員登録でAmazonギフト券1000円分プレゼント!

ソーシャルレンディング業界の規模は成長中?直近の募集額推移から推測・確認してみたい

ソーシャルレンディング業界の規模は成長中なのか?

こんにちは、matsu@matsu_sl)です。

先日クラウドポートからの発表で「色々問題はあったがソーシャルレンディング業界は成長中」とありましたので、自分でも確かめてみたくデータを収集してみました。

参考 業界分析クラウドポート

基本的には上記のデータを元に補完できる箇所は他データで埋め合わせて傾向を確認したいと思います。

特に興味があるのがグリフラ問題が表面化しざわつき始めた6月以降の動向です。

クラウドポートの募集額推移データを確認

クラウドポートの募集額データ

こちらはクラウドポートの直近半年の募集額データになります。

6月以降見事に低調と言えますね。グリフラに加えてmaneoも勢いを失いましたし仕方ないかもしれません。

加えて7月にSBISLで起こった遅延騒動があったため、こちらのデータには7月以降SBISLの募集額が加えられていないと推測されます。

では仮にグリフラ事件も起こらずmaneoも平常運転で募集し、SBIのデータも加えてみるとどんな感じになるでしょうか?

【仮】全てが平常時であった場合の募集額推移

前提として、グリフラは毎月20億円maneoは64億円程度平均して募集していると仮定し不足分を補ってグラフ化しています。SBISLのデータは「ファンド運用の実績」に記載されている募集額データを7月以降付け加えた形です。

SL事業者募集額推移(CPデータにmaneo+GI+SBISL補完)

3月 4月 5月 6月 7月 8月
CP ¥2,365,901 ¥2,285,451 ¥2,249,939 ¥1,515,924 ¥1,324,676 ¥1,420,788
GI ¥200,000 ¥200,000 ¥200,000
maneo ¥300,000 ¥200,000
SBISL ¥293,309 ¥265,470
募集額 ¥2,365,901 ¥2,285,451 ¥2,249,939 ¥1,715,924 ¥2,117,985 ¥2,086,258

単位:万円

全て補完すると6月を除いて募集額200億円達成!と景気の良い話が見えてきます。6月がガクッと下がっていますがLCレンディングが新社長就任とかで募集額が少なかった感じですかね。

この仮のデータのママ前年同月の募集額と比較してみます。

昨年との比較

アバウトですが大体150%アップ!という感じで本当に景気が良い感じが伝わってきます。

まあ、maneoファミリーが平常運転中という仮定の話の中でしたらね…(^_^;)

では現実の話としてグリフラとmaneoの補完分を取り除き、SBISL分のみプラスしたグラフを見てみましょう!

真SL事業者募集額推移

ギリギリッ(笑)

いやまじで、前年比で20億程度の開きしかありません。

確かに成長しているとは言えますが、注目されるほどの成長率ではありませんね。

さすがにこれまで寄与してきたグリフラとmaneoが不調だと200億円オーバーは難しいようです。

まとめ

さて、様々な問題が表面化しながらも一応成長中ということが確認できましたが、個人的に問題はこれからの動向だと思っています。

というのも8月までのデータにはTATERU Fundingも加えられていましたが、9月以降から最低今年いっぱいは募集停止するはずですので、募集額の減少傾向は避けられない未来となっています。

クラウドポートの2年分のデータを見る限り、ソーシャルレンディング業界は年末年始に募集額を伸ばして成長してきた傾向が見て取れます。

前年10月〜12月は大体150億円超え、年始〜春先にかけて200億円超えというハードルを今年の状態で超えることが出来るのか?

業界動向を占う上でも注目しておきたいポイントです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です