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maneoがグリフラから裁判所調停!営業者サイドからのアクションも始まるのだろうか

maneoがグリフラから裁判所調停

こんにちは、matsu@matsu_sl)です。

先日、グリーンイングラレンディング親会社であるJCサービスHPにおいて進捗状況についての報告が出されていました。

参考 グリーンインフラレンディングによるファンド資金の返済についてJCサービス

まだ実際に投資家の元に1円も資金返還されていないので、全てを鵜呑みする訳には行きませんが、内容としては各発電所の売却は順調で、今後の見通しも明るいものになってきたという感じでしょうか。

ただ今回の報告ではファンド進捗状況以外に目を見張るものがありまして、それはタイトルにも書いているように、グリーンインフラレンディング社がmaneoを裁判所に連れ込んだ、というもの。

まあ裁判ではなく民事調停という形で記録は当事者以外は閲覧不可だそうですが、本当の意味で第三者を間に話し合いが行われるということですから前進したと見て良いのではないでしょうか。

なんにせよ行政処分以降のmaneoの梯子外しはリファイナンスを前提に参加していた営業者にとっては寝耳に水といった事態で、事業形態を擁護するわけではありませんが、少なからず「営業者側の怒り」というものはあると私は思っています。

ちなみに争点は「maneoがグリフラにシステムを使わせない」ということについての撤回申立です。

調停と再協議

システム利用契約と匿名組合契約を根拠としたせめぎ合い

実際に私達グリフラ投資家は、グリーンインフラレンディング社と匿名組合契約を交わしており、元利金の返済についてはmaneoが口を挟める法律的根拠は無いと思います。

しかしながら、行政処分を受けた身としてさらなる処分を免れようと慎重になることで、おそらくはソシャレンシステム契約時の規約などを根拠にグリフラのシステム再開を拒んでいるのでしょう。

正直どちらが正しいのかは分からなくなってきました。

ただし我々投資家とグリフラ間の匿名契約に直接割り込める法的根拠も無しに、その最重要次項である元利金の支払いを物理的に抑制している様は自然とは言えないでしょう。

maneoの方針

・出処を確認できた資金は、該当投資家へ変換する

・出処不明である資金については、投資家間の公平性を考慮し平等分配を行う

グリフラの方針

・個々の案件は独立しており出処不明ではなく、関係資料も全て開示している

・投資家間の公平とは、当該案件の投資家へ償還することである

どちらかというと私自身はグリフラの考えに賛同しています。

やはり太陽光とバイオマスでは前者の方が流動性も高いためリスクも低い、したがって該当投資家へは資金を償還するのがリスクを選んで投資した投資家間の公平性に繋がると考えています。。。私はバイオマスでくらってますけどね(^_^;)

最終的にmaneoが出処不明と言っている根拠は、行政処分時にも指摘されたJCサービスの銀行口座による資金管理部分を言っているのではないんでしょうか。

でも、グリフラ側は資金用途に関する資料は全て開示していると言っていますので一定レベルの整合性を取りやすいとは思うんですが、お上に怒られた部分だけに逆らえないのかもしれませんね(›´ω`‹ )

maneoが出処不明とした資金の取扱について再協議

参考 株式会社グリーンインフラレンディングを営業者とする ファンドにかかる資金の分配・償還に向けてグリーンインフラレンディング

こちらの報告でも触れているように平等分配についてmaneoとグリフラで再協議を行い3月中の分配を目指すとのこと。

もしかして調停の場でこれらにも触れるのかもしれませんね。

グリフラ募集額の60%程度に返済メドが立った?

募集額 状況
2018/7のアレ 7.8億円 供託金
太陽光発電所2案件 7.7億円 売却完了→元本入金済み
バイオマス発電所1案件 7.5億円 売却契約完了
太陽光発電所3案件 3/7NEW 15.6億円 売却契約完了
バイオマス発電所1案件 3/7NEW 10億円 売却契約完了
バイオマス発電所1案件 予定 恐らく2件で
32億円?
契約間近
海外水力発電所1案件 予定 契約間近

延滞金額134億6,191万円、説明によると上記の状況でこの60%の金額(約80億円)を回収することができるということので「予定」の2案件で32億円ということになるのかな。

2案件で32億円、、、ほんとかな(;´∀`)

報告では残りの案件についても売却見通しが明るいようなことが書かれていました。

ですが、最初にも言ったように「まだ言葉だけ、金は1円も帰ってきていない」ので両手を上げて受け入れる訳にはいきませんよね。

日を追うごとに、なんか追い込まれている様なソシャレン業界ですが、2019年中に事態を沈静化し新たな幕開けを迎えることになるのでしょうか?

先日NHKで報道されていましたが、今回の発表はそれに対するカウンターでもあるんでしょうね。

営業者の姿勢は言葉ではなく契約遵守で表現して頂きたいものです(›´ω`‹ ) ゲッソリ

2 Comments

うら

口裏合わせの時間稼ぎとしか思えませんね。私もグリフラのやり方の方が公平性が保てると思いますが、どのみち訴訟は止まりませんのでいい加減な管理しかしていなかったマネオにも相応の賠償責任が必要でしょう。

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matsu

maneoは募集者としてのマージン+システム使用料などの名目で利益を得ていたので、私も一定の賠償責任は発生すると思います。
途中経過に対して社是である「誠実」を旨とした投資家説明を行っていれば、また今日とは違った結果になったのではないかとも思いますけどね(^_^;)

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