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SBISLファンドを「怖い」と感じる感覚を大切にしよう、それがソシャレン投資家の優位性である

こんにちは、matsu@matsu_sl)です。

今日は天下のSBIソーシャルレンディングに楯突く記事を書きた…書くことになると思います。

いやほんと、このソシャレントップ事業者がもっと率先して、自社のみを考えずに業界の模範となるファンドを組成していってくれれば斜陽にも感じるソシャレン界に再び朝日が指すように思えるんですが…匿名化解除後の挙動を確認すると、未だ旧態然、といった感じにしか受け取れず、投資機会というか投資意欲を保つことができなくなりました。

金融解の金看板SBIを掲げる企業だけに、一般投資家からの信頼性は盲目的に分厚いと思います。

私も振り返ってみると、以前は組成ファンドの内容に引っかかるような記述があろうと、もしトラブルが発生したらとても怖いことになるだろうと感じていても、「そこはSBIだから大丈夫」と妄信的に投資実行していたのだと思います。

しかし、匿名化解除後、その盲信を少し覚ますような影響が出始めていることを最近認識しています。

それは「担保価値」です。

以前は例えばディベロッパーなどは、完成後の価値を皮算用してそれに対する貸付金額を算出、それによりLTVに余裕があるような記述が多かったように思います。

だが最近は監督庁からの指導もあったのでしょう、募集開始時の実際の価値、これを念頭に投資家へ対して提示するようになりました。

その結果どうなったでしょうか。

LTVが100%を超える案件が増え、改めて比較的高い利回りに対して潜在するリスクが浮き彫りになったのだと思います。

私はこれまでSBIソーシャルレンディングを事業者信頼性からメインの投資先と定めて積極的に投資していましたが、この事態を自分の目で確認するにあたって、正直なところ怖い投資だ、と感じるようになりました。

期間も大体が2年弱といったところで、仮にその間になにかトラブルが発生しファンド目的が達成できなければ、担保価値が効力を発揮しないのですからリスクは極大化してしまうのでしょう。

私は怖いです。

少子高齢化が加速し、インフレも進まず、様々な経済障壁が現れるであろう2年弱という期間において、自分の意志で進退を決められず、事業計画もわからず、ましてや担保価値も不明であるという現実を直視すると手が出せません。

しかし、本当は、SBIソーシャルレンディングをメイン事業者としてソシャレン投資を継続していきたい。

事実を直視すると怖いことには変わりませんが、やはり「SBI」という看板が持つ信頼性も事実であるからです。

難しいところですよね‥

ただ、SBIが持つ信頼性というのはSBISLにとっての優位性であり我々投資家が持つ優位性ではないことだけは勘違いしないようにしたいですね。

自信過剰バイアスが働くとこれを勘違いして「自分がSBISLだ」と思い込んで錯覚してしまいますので。

では、我々ソシャレン投資家が持つ優位性とはなんでしょうか?

それはやはり、怖いと感じる臆病センサー、だと思います。

一度手を出したら、事業者都合でしかお金は帰ってきません。

ですから提示されたファンドに対しては慎重になりましょう。

募集されたからといって、真面目に応えなくていいんです、ソシャレン投資をしているとどんどん投資してかなきゃいけないっていう義務感(エセ)が発生することもありますが、それは大抵サンクコストの呪縛です。

過去の努力を正当化して自己イメージを保ちたいだけです。

クリ抽もそれです、一度弾かれると、その努力を無駄にしないために、次も次もと参加して当たるまで継続してしまいます。

だからね、

ソシャレン投資は頑張ってもリターンは少ない投資なんだから

がんばっちゃだめw

そろそろ年末に差し掛かりますが、一度ご自分の過去を振り返り、投資する時どんな気持ちだったのか、自分の意志だったのか、ネタ的に投資するブロガーに影響されただけではなかったのか、などなど再考してみるのも良いのかもしれません。

・・・SBISL、これ以上の投資先は無いとは思うんですが、やはり今は様子見になってしまいます。

でも、ここで納得できるファンド募集がされるようになるのなら、メイン投資先として再活用させてもらうことは間違いありません。

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