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ヘルシーな大豆特許への投資はリスキーなのか

大豆特許への投資

少し前から気になっていたファンドの一つなんですが、大豆ペースト技術に関する投資案件になります。物件系とは一味違ったおもしろみを感じていますが、金利も高く超短期投資なのでけっこうリスキーなのかとためらってます。今後同じ案件が出てきた時に素早く判断できるように、今ここで色々分析しときたいと思います。

ファンド概要

案件名 汎用大豆ペーストへの投資
募集者 Cash Flow Finance
募集金額 ¥10,000,000
運用期間ファンドを運用する期間のこと。または貸付を行う期間のことを指す。... More 2018/03/30 ~ 2018/05/31
年率 12.0%
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投資額 見送り

事業者評価

Cash Flow Finance

事業開始から1年と日は浅いが、キャッシュフローが見込める案件に投資する、というコンセプトが他に無いので個人的には好感を持ってます。収益物件を実際にちょっとやりたいと思って諦めた自分としては、コインランドリー案件見るとリベンジ!って感じで興味をそそられます。

ソイ&ワールド株式会社

soyandworld.jp

当然初耳、HPを見てみたが更新が2016年でストップしてるので怪しさ感じますね。汎用大豆ペースト製造技術の特許(特許第5751510号)を保有しているとのことで少し調べてみました。

特許内容

なるほど、大豆ペーストにする際により多くの栄養価を得られるといったところでしょうか。一つ気になったのは特許権利をソイ&ワールド社だけではなく正田醤油株式会社も持っていることです。権利関係でアクシデントなければいいですけども。

出口戦略は?

CCF社の子会社であるAH社が大豆ペーストを一定量買い取って、それを商社や事業者へ販売するのが今回のスキームであるみたいです。

保全として、AH社が買い取った大豆ペーストの6分の一を毎月ソイ社が販社卸価格で買い取る、とのことなので、2ヶ月案件なら3分の一は売却先が決まっているということですね。

で、最終的に商品売却利益2ヶ月後の借換えを原資に1,000万円の融資金を返済する予定のようです。

担保評価

AH社の財産を換金できる

案件が上手く行かなかった場合、CCF社の子会社AH社の持つ財産を換金できる。結構ファンド走らせてるから1,000万円なら余裕ありそうだけど、この処置って保有するファンド間で影響を及ぼすので気をつけたいですね。ノンリスコローンとはまた違った感じなのかな。

元本1/3は保証されてる感じ

これも絶対ではないけど、ソイ社が1/3を買い取ることは決まっているので元本もそれ以上は保証されている感じですかね。

借換えは12ヶ月の製品期限を見据える

賞味期限みたいのが12ヶ月とのことなので、借り換え時にその期限を越えたり、買う立場から期限が不利益に写るならリスク高いのかな。

総合評価

金利
(5.0)
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(2.5)
スキーム仕組み、構成、計画の意。ソーシャルレンディングでは融資の仕組みを... More
(4.0)
事業者
(3.0)
総合評価
(3.0)

金利とスキームはおもしろくて好きです。担保についてはCCFでAH社案件を他に投資してないならいいのかなと。事業者は日が浅いのでなんとも言えない感じです。

総合評価は3!

次回同案件が出てきた時、借換えなら投資せず、新規なら投資を検討したいと思います。

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