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SBIソーシャルレンディング「バイヤーズ&ディベロッパーズローン」20、21日連続募集

SBIソーシャルレンディング「バイヤーズ&ディベロッパーズローン」

こんにちは、matsu@matsu_sl)です。

7月初めに例のデフォルト騒ぎがあってから、オーダーメードローンの募集が止まっていたSBISLですが、来週20、21日よりバイヤーズローン&ディベロッパーズローンを連続募集するようです。

それでは各案件を順に確認してみましょう。

ファンド概要

ディベロッパーズローンファンド

案件名 SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド7号
募集者 SBIソーシャルレンディング
募集金額 7億3,000万円
運用予定 2018年8月下旬~2020年8月末日
年率 7.0 %
担保など あり、LTV100%
募集開始日 2018年 8月20日 午前10:00~

ディベロッパーズローンはこれから不動産を建築しその不動産を売却したり活用したりした資金で返済を行うファンドになります。

もはやLTV100%というのが一つの特徴になっています。

バイヤーズローンファンド

案件名 SBISL不動産バイヤーズローンファンド25号
募集者 SBIソーシャルレンディング
募集金額 3億2,400万円
運用予定 2018年8月下旬~2019年8月末日
年率 6.5 %
担保など あり、LTV79.21%
募集開始日 2018年 8月21日 午前10:00~

現在火中とも言えるファンドです。(バイヤーズローンの過去ファンドにおいてデフォルトが発生しています)

内容としては不動産転売用資金を不動産業者へ融資するファンドになります。

SBISLのファンド種類などについても下記にまとめてありますので参考にして下さい。

sbiソーシャルレンディング SBIソーシャルレンディングに300万円投資中なので評判・実績・口コミなど実体験も加えてまとめました

今回の注目ポイント!

SBISL不動産バイヤーズローンファンドにおいて利息の支払を延滞している借手は含まれておりません(2018年8月16日時点)。

バイヤーズローンの説明ページに置いて、上記のような説明文が赤字で記載されておりました。つまり現在問題になっている過去のバイヤーズローンでデフォルトを起こした「かぼちゃ」関連の事業者は今回のファンドには借手として入っていないということなのでしょう。

当然といえば当然と言えますが、事業者側から説明があるとやはり安心感がありますね。

ただし、個人的な見解を述べさせていただくと、今回のデフォルト騒ぎで最も問題であったのは「一事業者のデフォルト問題が複数のファンドへ影響を及ぼしたこと」であると考えています。

これだと投資家側が安全性を考慮してファンドを分散して投資したとしても、実際には同じ借り手に投資し続けたことと同意義になってしまうので分散効果はまったく発揮されていないことになります。

バイヤーズローン16号〜22号が現在対象となっていますが、例えば90万円予算があっととして、16号に30万円、18号に30万円、20号に30万円と分散してもまったく意味がなかったってことになっちゃいますね。

この点は匿名化解消が実施されれば投資家側で自己防衛できそうですが、それまでの間はSBIソーシャルレンディングに反省もこめて二の轍を踏ませないように、ファンド組成を行って頂きたいとお願いしたいです。

総合評価

金利
(3.5)
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(3.5)
スキーム仕組み、構成、計画の意。ソーシャルレンディングでは融資の仕組みを... More
(4.0)
事業者
(5.0)
総合評価
(4.0)

えーと、今回、私は投資しません。

この後に募集予定がある「不動産担保ローンPlus」へ向けて牙を研いで備えようと思っています。

投資しない理由は今回の両ファンドがダメということではなく、私個人の投資計画に則って判断した結果になります。

ソーシャルレンディングを主軸に据えた現時点での投資計画草案 ソーシャルレンディングを主軸に据えた現時点での投資計画草案

私の投資方針では「不動産関連事業」は不動産クラファンのTATERUかRenosy、そして米国不動産への投資を優先するようにしていますので、今回はパスということになりますね。

人間心理として「飛行機墜落ニュース」などを聞くと「これから乗る飛行機も墜落するかも!?」と高確率で不安に陥るのですが、それはヒューリスティックによるバイアスによるもので確率的に考えるとあり得ないほど低い数字が出てきます。

バイヤーズローンのLTBは80%弱とされ数値的には安心領域なのですが、果たしてそれは本当に実現するのか?現在その真価が問われている最中です。(私見ですが経過は順調に見えます)

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