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始まりはいつから?ソーシャルレンディングの歴史を振り返ってみる

ソーシャルレンディングの歴史

さすがに株とは比べ物になりませんが、ソーシャルレンディングも誕生以来15年の歴史を誇るようになりきました。

いくら新しいと言われていても、仮想通貨よりはしっかりとした歩みを辿ってきたようです。

これまでのソーシャルレンディングの歴史を振り返りながら、問題点今後の展望についても想像を巡らせたいと思います。

ソーシャルレンディングの歴史

  • 産声
    2002年:イギリスでソーシャルレンディング誕生

    ソーシャルレンディングの誕生

    世界初のソーシャルレンディングは2002年に誕生した「VirginMoney」と言われています。現在のピア・ツー・ピア(P2P)の原型となりましたが、当時は知人間限定での融資サービスだったようです。

  • スタイルの確立
    2005年:イギリスで世界初の本格SLサービス開始

    イギリス

    2005年に現在のモデルに最も近い「Zopa」がスタートします。他人同士でも融資サービスを行えるようになり、ソーシャルレンディングサービスはこの時期より世界的な広がりを見せます。

  • サービス輸出
    2006年:アメリカでSLサービスが開始される

    アメリカ

    イギリス発祥のソーシャルレンディングがアメリカへと渡ります。2006年にアメリカ最古参のSL事業者Prosperが誕生します。

  • サービスの拡散
    2007年:SLサービスが世界的に広がる

    LendingClub

    2007年に入ると欧米や中国・韓国でもサービスが展開されますが、なんといってもアメリカの「LendingClub」の発足がメインとなった年でしょう。後の世界最大手SL事業者、NASDAQ上場企業の誕生です。

  • 日本へ到来
    2008年:日本初のSLサービス maneoが営業開始される

    2008年になりいよいよ日本でもソーシャルレンディングが誕生しました。現在も業界トップをひた走る、そうよくご存知のmaneo社の誕生です。

  • 世界的ピンチがチャンスに
    2009年:リーマンショックによる後押し

    リーマンショック

    この年に引き起こった世界的金融危機「リーマンショック」が実はソーシャルレンディングの発展を力強く後押ししたものでした。何故かと言うと銀行融資が厳しく引き締められたため、消費者や中小企業から新たな資金調達の手段が渇望されていたからです。

  • SL事業者の乱立
    日本でもSL事業者が次々に誕生

    日本

    2009年にAqush、2011年にSBIソーシャルレンディング、2013年にクラウドバンク、2014年にOwnersBook、ラッキーバンク、2015年にLCレンディングガイアファンディング

    このようにリーマンショック以降日本や世界中で様々なSL事業者が誕生してきました。

  • デフォルトの嵐
    個人融資への限界

    個人融資の限界

    ここでソーシャルレンディングは一つの壁に当たることになります。それは個人融資によるデフォルト率の高さです。今でこそデフォルト0%と謳っていますが、maneoSBIソーシャルレンディングも個人融資においては頻繁にデフォルトを発生させていたようです。

  • 未来への英断
    法人融資へ限定、灼熱の時へ

    法人融資へ限定

    2013年maneoに瀧本社長(現)が就任します。この時期が日本のSLにとって転換期であったように思われます。焦げ付きやすい個人融資を捨て、法人向けのビジネスローンにきっぱりと集中したからです。

    これによりSL業界は安定的な発展を遂げていき、2016年辺りから前年比倍々の急成長ジャンルとして注目を集めるようになります。

  • 指摘されていた悪夢が現実化
    みんクレ・ラキバン事件による混迷期へ

    みんクレ

    2017年~2018年、以前より恐れられていたことが現実のものとなりました。匿名化の悪用による投資詐欺的な行為を行った事業者が出現したのです。

    ソーシャルレンディングという新しい分野の投資を旧態然の金融法に当てはめて施行してしまったことが裏目に出てしまいました。

    この混乱は現在も続き、投資家は疑心暗鬼にかられています。

  • 希望の未来へ
    匿名化問題の改善への歩み

    匿名化問題の改善

    2018年〜 先の2社が起こした問題を受け、ソーシャルレンディング事業者の免許とも言える「第二種金融商品取引業ソーシャルレンディングを行う上で必須となる免許。ファンドの募集や... More」、これの自主規制団体である協会による金融庁への申し入れなどが行われました。

    この結果であるのかは判断できませんが、SL業界において投資家としてのコミュニケーションに信頼を寄せられているLCレンディング山中社長自身のブログで「遠くないうちに大きな変化の予感」と綴っておられました。(2018/5/31)

    私も一投資家として匿名化問題は解決してほしいと願っていますし、もし実現されたなら確実に投資家人口も増え、再び灼熱の時を迎えるきっかけになりそうに思います。

振り返ってみると、2016年以降の「過熱した時期」において、高金利に釣られた投資家が現在もみんクレ・ラキバンによって苦しんでいるように見受けられます。

しかしながら、当時は事業者分散が流行りであったため仕方ない面もあるかと感じますが、この2社を回避するには「事業者としての信頼性」を評価することが大切だったようです。

やばいソーシャルレンディング会社の特徴 やばいソーシャルレンディング会社の特徴【みんクレ&ラッキーバンクから学ぶ】

まとめ

リーマンショック級の経済危機が発生した場合、ソーシャルレンディングはどーなってしまうのか?という心配事をよく耳にしますが、歴史を振り返ってみるとそれ以前から発足しているSL事業者は、経済危機により需要を高め成長していったことが分かります。

それは我らがmaneoも同じようです。

ただし2009年とは規模も融資状況も違うので、本当のところは新たに迎えてみないことには誰にも分かりません。しかしながら、銀行融資の厳しさが増すのは確率的に高そうですので、別手段の資金需要としてソーシャルレンディングは三度再選するのかもしれませんね。

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